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屋根屋のブログ

雨漏りが直らない?その理由と解決策をご紹介

2022/08/26

こんにちは、横浜の雨漏り修理・屋根修理専門店、福田総業です。
雨漏り修理を依頼したのに、また雨漏りがしてしまった。色々な業者に依頼したのになかなか雨漏りが直らない、そんなご相談を弊社でもいただくことがあります。
せっかくお金と時間をかけて修理を依頼したのに、雨漏りが直らないというのは、金銭的にも精神的にもストレスがかかってしまいますよね。
今回の記事ではなぜ雨漏りが治らないのか、その原因と理由をご説明いたします。
直らない雨漏りにお悩みの方はぜひ参考にされてください。

繰り返す雨漏り

雨漏りが直らない原因

雨漏りの箇所の特定ができていない

雨漏り修理で一番重要なのは、雨漏りの原因の特定です。
どこから、なにが原因で、どこまで雨漏りをしているのかを特定できなければ、適切な修理は行えません。
なぜ雨漏りが再発するのかという原因の一つに、雨漏りの原因の特定がむつかしいからということがあります。
雨漏りと聞くと一般的に屋根が原因というイメージがありますが、実は外壁・ベランダ・窓など雨漏りの原因は多岐にわたります。
さらにこれらの原因が複合的に絡んでいることもあります。
このうち一つだけを修理しても、ほかの場所が特定できずに直っていなければ当然雨漏りは続くことになります。
雨漏りの特定には目視や散水調査、赤外線カメラ調査など様々な方法を用います。ここで特に決め手になるのが調査員の経験です。例えば散水調査では、様々な雨漏りの状況を想定して散水の時間や角度、量を調整して行うため、これまでどれだけ雨漏り修理を行ってきたかという経験や知識が求められます。
弊社でも実際に、雨漏り調査会社に複数依頼されたり、工務店に依頼されても雨漏りの原因が特定できずに困られていましたが、弊社で調査を行ったところ原因が特定できたということもありました。

場当たり的な補修を行っている

これは病気でも同じですが、雨漏りを直すためにはまず何が原因かを正しく把握し、原因に見合った適切な工事を行う必要があります。
雨漏りの根本原因を直さずにシーリングなどで場当たり的な補修など適当な補修をしてしまうと、また雨漏りが再発してしまいます。
雨漏りはどんどん進行し、その間にも建物へのダメージが蓄積されていきます。雨漏りは悪化すればするほど木材が腐ったり、シロアリも発生しやすくなり、建物そのものに大きなダメージを与えてしまい、大切なご自宅の資産価値を下げてしまいます。
表面上の雨漏り修理ではなく、雨漏り箇所をしっかりと特定して、その場限りではない根本的な修理を行うことがとても重要です。
とはいえ、状況によってこの家に長く住むつもりはないのでそこまで費用はかけたくない、費用の問題など様々な事情があるかと思います。
そのあたりも含めて、予算内で必要な工事をしてくれる業者に依頼するといいでしょう。

施工不良

雨漏りが再発する原因のもう一つには、修理者の知識不足や技術不足による施工不良というケースもあります。
例えば屋根材は完全に隙間をなくして施工しているわけではなく、わずかな適切な隙間を作ることで、内部に入った水を外へ排水して逃がす構造となっています。
これを修理のためにシーリングなどで埋めてはいけない隙間を埋めてしまうと水は逃げ場がなくなり、水は内部へと向かってしまいます。
他にも屋根の端部や取り合い部分には雨水を適切に排水する水切りという板金が設置されています。これは雨の流れを計算して設置されています。この仕組みを理解されていない業者さんに塗装で埋められたり、補修の際に適切に配置されていないことが原因で雨漏りが悪化することがあります。

専門外の業者に依頼している

雨漏り修理には知識と経験が必要です。
前述のように雨漏りには色々なパターンが存在し、天井にシミがあるからと言って屋根が原因とは限りません。
雨漏りを起こしている内部を見ることができず、雨漏りの症状が出ている場所と発生箇所が離れていることも多くあります。さらに風が特定の方角に吹いた時だけ発生するなど発生条件も実に様々です。
建物や屋根、壁の構造に知識があり、雨漏り調査などの専門的な調査を行うことができ、これまでの雨漏り修理の知識と経験を用いて行う必要があります。
勘と中途半端な知識と経験では直すことは難しいのです。
前述のように中途半端な修理を行うことで余計に悪化してしまうこともあります。
雨漏り修理の専門業者に依頼したらこれまで直らなかった雨漏りがすぐに直ることも珍しくありません。
直らない雨漏りにお悩みの方は、お近くの雨漏り修理の実績がある業者に依頼をしてみてください。
雨漏りの原因をしっかり特定して納得のいく説明ができるかどうかで見極めることができます。説明を聞いて納得できない場合には断ることも大切です。

雨漏りしやすい設計・構造である

建物には色々な形状がありますが、雨漏りしやすいデザインや建物というものがあります。
例えば軒の出が少ないもしくはない家や、木製のサッシで霧よけ・雨戸がない家、屋根に谷などの雨が溜まる場所が多い、取り合い部分が多い、メンテナンスをしにくい設計の家などは雨漏りを起こしやすい傾向があります。
新築ですぐに雨漏りしてしまった場合にはもともとの施工ミスや施工不良が考えられます。
天窓や取り合い部分などの雨仕舞が適切でない場合には雨漏りを起こしてしまいます。
デザインを優先しすぎてしまうと、雨漏りを起こしやすくなることがあるため、家の耐久性を重視される場合には少々デザインを妥協しても雨漏りしにくい家の方がおすすめです。

雨漏りの主な発生個所

雨漏り修理前の状態

以下で雨漏りを起こしやすい場所と主な原因をご紹介します。こちらは一例でありこれ以外の原因も存在し、複合的な原因である場合もあります。

屋根

屋根の雨漏りの原因は、屋根材の破損や劣化、板金の釘の浮きやゆるみ、棟の漆喰の劣化など様々な原因があります。屋根材が破損してもすぐに雨漏りがするわけではなく、小さな隙間から侵入した雨水が屋根材の下の防水シートや下地材まで腐食して劣化することで発生します。

窓・サッシ

窓やサッシの場合には、サッシの周辺のコーキングの劣化や窓枠の破損などが原因として多くなります。特に天窓は雨漏りがとても発生しやすい箇所です。

外壁

外壁は、外壁を保護している塗装が劣化するとひび割れや塗装の浮きが発生し、また隙間を埋めるシーリングも劣化してくるとヒビ割れなどが発生します。その隙間から雨水が発生して内部に浸み込み、やがて雨漏りを引き起こします。

ベランダ・バルコニー

雨に晒されやすいベランダやバルコニーの床には、ウレタン防水やFRP防水という特殊な防水工事が施されています。しかしこれらの防水層が紫外線で劣化してくると、ひび割れなど様々な劣化現象を起こし、そこから雨水が入り込んで雨漏りを引き起こします。
ベランダは意外と雨漏りの原因となりやすい場所です。

雨漏りが直らない時の解決策

信頼できる業者のイメージ

これまでお付き合いのある工務店や、家を建ててくれた会社に依頼してもなかなか雨漏りが直らない…ということもあるかと思います。
雨漏り修理は、上記のように多岐にわたる原因から確実に雨漏りの原因を突き止めることが最も大切です。そのためには雨漏り修理の経験と知識が求められます。
病気になったら専門の医者にかかるように、雨漏り修理は雨漏り修理専門の会社に依頼するのがポイントです。
なんど頼んでも雨漏りが直らない、再発するという場合には、雨漏り修理を得意という会社に依頼をしましょう。
ネットで探すと色々な会社がありますが、「雨漏り修理」の実績があり、「雨漏り調査」をしっかりと行って場当たり的ではない適切な工事を提案・施工してくれるところを見つけると再発を防ぐ可能性が高まります。また施工する人の顔が見える会社だとより安心感があります。

まとめ

雨漏りを修理しても直らない、繰り返す雨漏りというのは大変なストレスになられるかと思います。
また修理費用が何度もかかってしまい金銭的にもストレスがあります。
雨漏り修理においては適切に原因を特定し、場当たり的ではない根本的な修理を行うことが大変重要です。
雨漏り修理は、実際に雨漏り修理の経験と実績がある業者に依頼すると安心です。
屋根屋の中でも、板金業者は水切り板金など降った雨を処理する雨仕舞という施工に長けています。
横浜で何度も繰り返す雨漏りにお悩みの方は、板金業のプロである雨漏り修理専門店・福田総業にご相談ください。

【関連記事】

【雨漏り修理の施工実績】



雨漏り調査・雨漏り修理について詳しくはこちらをご覧ください。

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