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屋根屋のブログ

屋根リフォームの時期はいつ?屋根塗装や葺き替えのサイン

2022/11/10

屋根は普段気にならない場所ではありますが、日夜紫外線と風雨と寒暖差に晒される過酷な環境にあり、ゆっくりと劣化しています。
屋根の目に入らない場所なので、いつリフォームすればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?

屋根リフォームの時期はいつ?屋根塗装や葺き替えのサイン

雨漏りが起こって屋根の劣化に気づく方は多いのですがそうなると高価な修繕費用がかかってしまいます。
そうなる前に屋根の点検を行うことで高額な修理費用の出費を防ぎ、安心して暮らすことができます。
今日は屋根のリフォームの時期や、屋根塗装や葺き替えなどが必要な症状についてご紹介します。

屋根リフォームはいつすればいいの?

屋根塗装の時期

屋根塗装の時期

屋根の防水性を保つための屋根塗装は、塗料の種類にもよりますが、おおむね築10年程度で塗り替え周期がやってきます。
そのころに一度点検を受けておくと板金の不備などもチェックできて安心です。
塗装が不要な日本瓦は意外の屋根材は、塗料の耐用年数前に塗装を行うことで屋根の防水性を回復し、屋根自体の耐久性を保つことができます。

葺き替えの時期

葺き替えの時期

葺き替え工事やカバー工法は、屋根材の種類によって異なります。
スレート瓦はおよそ20~25年、セメント瓦は30~40年、日本瓦は50~100年、ガルバリウム鋼鈑など金属屋根は25~35年が目安です。
耐用年数はいわば屋根の寿命なため、この年数を超えると一気に雨漏りのリスクが高まります。
耐用年数を超えた屋根は、ボロボロになり隙間や割れ目が多くなり、さらに屋根材の下で水を最終的に防いでいるルーフィングも耐用年数を超えていることが多いため、雨漏りを大変起こしやすくなります。
雨漏りが発生するとシロアリの発生など二次被害が起こりやすく、建物自体の耐久性を下げ、資産価値も下がってしまいます。
そうなる前に点検を受けて状態をチェックして、必要なリフォームを行うことで大切なご自宅を守ることができます。

雨漏りの二次被害については詳しくはこちらをご覧ください。

屋根の劣化のサイン

屋根の色褪せ

屋根の色褪せ

屋根が色褪せているのは、塗装が劣化してきているサインです。すぐに雨漏りをするわけではありませんが、塗料の防水機能が劣化しているため放置していると悪化してしまいます。

瓦屋根の剥がれやずれ

瓦屋根の剥がれやずれ

耐久性の高い瓦屋根ですが、風雨に長期間晒されることで経年劣化してきます。
すると固定する力が衰えて瓦のずれが発生したり、台風や地震などによる強い衝撃によってズレてしまったり、飛散したものがあたって割れることがあります。ずれや割れを放置すると、下のルーフィングが紫外線や水に晒される状態となって劣化が早まるため早めの修繕をご検討ください。

苔やカビの発生

苔やカビの発生

表面の塗装が劣化して防水機能がなくなると、苔やカビが発生しやすくなります。特に日の当たらない場所では顕著になります。苔やカビが発生していると常にそこに水が溜まっている状態となるため、屋根の劣化が促進されます。特に全体にカビや苔が生えている場合は早めにご相談ください。

板金の釘のゆるみ

棟板金の釘のゆるみ

板金を固定している釘は、寒暖差による金属の収縮など様々な原因によって次第に緩んできます。
特に棟板金の釘は築7年~10年で自然に緩み、放置すると隙間から雨水が侵入して内部の貫板という木材を腐食させ雨漏りに発展することがあります。釘抜けやゆるみによって板金が飛散することもあるため、早めの修理を検討してください。

金属屋根の錆び

金属屋根の錆び

金属屋根の中でもトタンは錆びやすく、7~10年で塗り替えが必要です。
トタンより錆びにくいガルバリウム鋼鈑ですがこちらも錆びないわけでなく、傷がつくとそこから錆が発生してしまいます。錆は放置すると大きくなり、やがて金属に穴をあけて雨漏りへとつながります。
屋根に錆びを発見したら早めに屋根業者にご相談ください。

屋根の漆喰の剥がれ

屋根の漆喰の剥がれ

瓦屋根の棟部分には、棟瓦を固定と接着するために漆喰を使用しています。この漆喰が紫外線などによる経年劣化によってひび割れや剥落を起こすと、そこから雨水が侵入して雨漏りの原因にもなってしまいます。漆喰の剥がれやひび割れを発見したら補修をご検討ください。

屋根の状態をご自分で確認する方法

とはいえ屋根は下から見上げても状態はわからないものです。
そのために上記のようなサインを見逃してしまって雨漏りが発生してしまうケースが多くなっています。
点検は専門の業者に依頼するのが安心で確実ですが、こちらではご自分で屋根の状態を確認する方法をご紹介します。

自宅から離れた小高い場所から確認

少し距離のある、自宅よりも高さのある場所があればそこから望遠鏡などを使って確認することができます。
スマートホンなどのカメラで拡大して写真を撮ってみるのもわかりやすいかと思います。

二階など上の階から確認する

一階の屋根(下屋)は、二階の屋根から確認することができます。一階の屋根の状態を見れば、同じ時期に施工されているはずなのでおおよそ上の階の屋根の状態も推測することが可能です。窓から身を乗り出す際には注意してください。

はしごにのぼって確認

はしごを使って屋根の上を確認できますが、はしごから屋根にのぼる際には大変危険なため、2人以上で行うなど細心の注意を払ってください。
はしごをかける際の注意点はこちらに詳しいので参考にされてください。

軒天を確認する

軒天は、屋根の裏側の部分です。この軒天に染みがある場合や、塗装が剥がれている場合には屋根が劣化して屋根の内部に雨水が侵入してきている可能性があります。
軒天について詳しくはこちらをご覧ください。

屋根裏から確認する

屋根裏がのぞけるような作りになっている場合には、屋根裏部分を確認してみてください。もしも染みなどが出来ている場合には、軒天と同じように屋根材が劣化して雨水が侵入している可能性があります。

屋根の点検はいつすればいいの?

とはいえいつ屋根の点検をすればいいのかタイミングがつかめないという方も多いかと思います。
下記のようなタイミングがおすすめです。

台風の前、もしくは台風などの大きな自然災害の後

台風や地震など大きな自然災害の後では、屋根がダメージを受けている可能性が高くなります。
飛散したものでダメージを受けていないか、割れなど発生していないか確認してみてください。大きな台風接近の前に屋根の点検を依頼される方も多いため、業者に点検を依頼するタイミングともいえます。

夏の猛暑や冬の厳しい寒さが続いた後

紫外線は屋根の大きな劣化要因です。夏の酷暑が続いた後に屋根はダメージを受けている可能性が高くなります。同様に雪が屋根に積もると負荷がかかり、雪が溶けて浸み込んだ水が夜に凍結すると屋根材にダメージを与えてしまいます。
猛暑が続いた後や、厳寒の冬が過ぎた後は点検のタイミングといえます。

まとめ

屋根を長持ちさせるには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
気づいた時には屋根がぼろぼろで高い修繕費がかかってしまったということはよくあります。
そうならないためにも、普段から屋根のことを少しだけ気にかけていただいて、お使いの屋根材の耐用年数が切れる前に、折によって点検を行うことをおすすめいたします。

福田総業では屋根の無料点検を行っております。
ドローンによる点検ではお客様に画面を見ていただきながらご説明もいたします。
横浜市や川崎市にて屋根の点検や屋根塗装や葺き替えなどのリフォームをお考えの方はお気軽にご相談ください。

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