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屋根修理屋の屋根ブログ

瓦そっくりだけど重さは約半分!軽量防災瓦ルーガについて

2022/09/20

こんにちは、横浜の屋根工事・雨漏り修理専門店「福田総業」です。
台風が縦断中ですがどうぞみなさんお気をつけてお過ごしください。

先日こちらのブログで横浜の気候に適した工事の時期や屋根の種類というお話をさせていただきました。
今日は、その中にでてきた防災瓦のルーガについてさらに詳しくご紹介します。

ルーガについて

ルーガはスレート屋根材販売大手のケイミュー社が販売する屋根材です。
ケイミューの発売するスレートは「コロニアル・シリーズ」が有名で、そのためスレート屋根をコロニアルと呼ぶ人が多いくらいメジャーな製品です。
ケイミューは、2003年にクボタと松下電工がそれぞれ半分ずつ出資してクボタ松下電工外装株式会社を発足し、その後2010年にケイミュー株式会社へと社名変更して誕生しました。
ルーガは2007年に発売されており、すでに15年以上の実績があります。
ルーガについて
ルーガの正式名称は「樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦」と言い、材料はスレートと同じくセメントが主な原料となっています。
そのためルーガのようなセメント瓦を「厚型スレート」とも呼ぶことがあります。
主材であるセメントに樹脂などを独自の製法でブレンドすることで軽さと強さを実現しています。

ルーガのメリット

瓦の半分の軽さ

ルーガのメリットはなんといっても軽量であるということです。
陶器瓦の厚さをもちながら、重量は陶器瓦の約半分。
陶器瓦のデメリットである重さを解消しています。
屋根が重いと、建物全体への負荷も増し、建物の重心も高くなるため、地震が起こった際に左右に揺れやすくなってしまいます。
最近地震も頻発しており、大きな地震も予測されているため屋根のリフォームの際に耐震性を気にされる方も少なくありません。
ただし軽いといっても金属屋根の軽さには及ばないため、より軽さを求める場合には金属屋根の方がおすすめです。

軽いけれども瓦屋根の美しさを持つ

瓦屋根のリフォームをお考えの方で、和風の家だからこそ瓦屋根にしたい、しかし地震対策は気になるという方もおられると思います。
ルーガは、陶器瓦のもつ高級感と重厚感を兼ね備えています。
京都のような伝統的な街並みにあっても遜色のないデザインは、和風の屋根にこだわりたいけれども、耐震性は向上したいという方に向いています。

色あせにくい

ルーガは色あせの原因となる紫外線に強い「グラッサコート」で表面をコーティングしているため、鮮やかな色味を長期間保持します。ケイミューの独自調査で30年経過しても色あせしにくいことを実証しています。
スレートのように、約10年で再塗装といった細かなメンテナンスの必要がありません。

災害に強い設計

屋根材自体が水が流れやすく内部に水が侵入しにくい設計をしているため、雨水が屋根の内側へと侵入することを防ぐことができます。
また対角2点を釘でしっかりと下地に固定する独自工法で、強風による飛散を防ぎます。
屋根材は硬いものが飛散してぶつかり割れることがありますが、本体そのものが独自配合による割れにくい設計をしているため、従来の陶器瓦やスレートに比べて割れにくさを実現しています。万一割れても飛散しにくい構造となっています。
さらにもし火災が発生しても燃えにくい不燃材料認定も取得。
あらゆる災害を想定した強い屋根材となっています。

屋根が熱くなるのを防ぐ

金属屋根は熱伝導率の高さによって屋根材そのものが熱くなるデメリットがあります。
ルーガは瓦屋根と同じ熱伝導率で、加えて屋根材そのものに厚みがあり、さらに屋根の下に通気層ができる構造によって屋根の熱が小屋裏に伝わって室内が熱くなることを防ぎます。
この屋根の下の通気層があることにより、断熱効果と野地板の腐食を防ぐ効果も得られます。

ルーガのデメリット

材料費が高価で施工費が高くなる

ルーガは優れた機能を持っている分、他の屋根材と比べるとやや高価な屋根材です。そのため施工費用が高くなる傾向にあります。

リフォームに保証がない

ルーガは製品本体と色に対してそれぞれ10年のメーカー保証がついています。
ただしリフォームの場合は製品の設計基準・施工基準を満たしているかの判断が難しいため、製品と色の保証はついてこないので注意が必要です。

ルーガには優れた機能がたくさんありますが、その分デメリットもあります。
和風の家で屋根を防災性のすぐれたものにしたいという方には向いているかと存じます。
横浜でルーガをお考えの方は、福田総業に一度ご相談ください。

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