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横浜市の災害情報と気候に合わせた屋根材

ここ横浜は、年間通じて比較的穏やかな気候に恵まれていますが、四季による気候の変化も楽しめ、住みたい街としても人気の高い都市です。
横浜にお住まいの方で、屋根のリフォームや葺き替え、塗装を考える時にいつがいいのか悩まれる方もおられるかと思います。横浜は、過去に大きな台風での被害も受けており、海沿いならではの塩害など横浜の気候にあった屋根リフォームや、適した時期、おすすめの屋根材についてご紹介します。

横浜市のエリア情報

神奈川県横浜市は神奈川県最大の都市で政令指定都市です。東京大都市圏に属し、人口は現在約377万人。東京23区を除けば最大の都市です。
JR線・京急線・東急線・相鉄線と複数の公共機関があり、都内への通勤に便利な都内直通線もあるため人気があるエリアです。
日本三大貿易港である横浜港は1859年に外国貿易のために日本で最初に開かれた港の一つ。現在でも横浜中華街や赤レンガ倉庫など異国情緒を感じられる町でもあります。
市内には、鶴見区、神奈川区、南区、港南区、保土ケ谷区、旭区、磯子区、港北区、緑区、青葉区、都筑区、戸塚区、栄区、泉区、瀬谷区の15の区があります。

横浜市の住宅事情

横浜の人口集中地区の面積は1960年には市域の24.6%を占めていましたが、2020年には80.5%となり、都市化が進んでいます。
横浜市の住宅事情は、新規着工件数は1989年には54,830戸でしたが、その後は増減を繰り返しつつも現象傾向にあります。2018年から2020年の平均着工戸数を比べると西区が最も多く、他区に比べて住宅着工が多くなっています。
2013年度の統計によると、横浜市の空き家は市内で17万8050戸で、横浜市の住宅戸数の約10%です。横浜市では空き家活用のため空家活用のマッチング制度など様々な支援制度を設けています。

横浜市の過去の災害情報

令和元年(2019年)10月10日 台風第19号

「東日本台風」台風第19号が日本の南を北上し、12日19時前に大型で強い勢力で伊豆半島に上陸した。

  • ・人的被害: 軽傷者7人
  • ・住家被害: 半壊50棟、床上浸水2棟、床下浸水3棟、一部破損760棟
  • ・非住家被害: 全壊4棟、半壊12棟、浸水3棟、一部損壊84棟
令和元年(2019年)9月8日 台風第15号

「令和元年房総半島台風」関東地方に上陸したものとしては観測史上最強クラスの勢力で9月9日に上陸し、千葉県を中心に甚大な被害を出した。

  • ・人的被害: 軽傷者3人
  • ・住家被害: 全壊8棟、半壊52棟、床上浸水11棟、床下浸水5棟、一部破損1,596棟
  • ・非住家被害: 全壊6棟、半壊7棟、浸水489棟、一部損壊215棟
平成27年(2015年)9月8日 関東・東北豪雨

台風17号及び台風から変わった低気圧に向かって南から湿った空気が流れ込んだ影響で、広い範囲で豪雨が発生

  • ・住家被害3棟(床上浸水1棟、一部破損2棟)
  • ・非住家被害2棟(浸水1棟、一部損壊1棟)
  • ・がけ崩れ 6箇所

横浜市で屋根リフォームにおすすめの時期

葺き替え工事などにおすすめの時期は?

横浜は比較的穏やかな気候ではありますが、冬と夏の温度差が大きく、夏と冬でだいたい20度以上あります。 また最近はヒートアイランド現象や異常気象により、夏場は35度以上を記録することもあります。
横浜の年間の降水量は約1688ミリで、梅雨と秋雨、台風シーズンには特に多くなります。
月間降水量は6月と9月、10月が多くなるため、この時期の葺き替え工事や塗装は雨や風の影響を受けて工事期間が長くなる傾向があるため避けた方がいいでしょう。
また屋根工事は重労働をともない、70度を超える高温となる屋根の上での作業のため、真夏にはほかの季節よりも作業効率が悪くなります。(作業の品質が下がるわけではありません)
屋根工事やリフォームをお考えの場合、11月~12月と3月~5月がおすすめです。

横浜市の気候に合わせた屋根材

横浜と聞いてイメージされるのは、みなとみらいや中華街という方も多いかと思います。
そして港町で海沿いというイメージがある方も多いでしょう。実際に横浜は横浜港を中心に栄えてきました。 横浜市の東側は東京湾に面しており、磯子区や金沢区、中区や鶴見区などは海風の影響を受けやすい地域です。 海沿いの家はどうしても塩害の被害を受けやすくなります。
塩害について詳しくはこちらをご覧ください。

災害に強い屋根材:ルーガ

災害に強い屋根材:ルーガ

最近では災害を考慮した耐久性の高い屋根も販売されています。例えばケイミュー社のROOGA(ルーガ)は、従来の瓦の重さの半分であり、屋根に強固に固定する独自工法で高い防災性を持っています。ルーガは見た目は瓦そっくりですが素材は粘土ではなくセメントを原料とし、特殊な配合で不燃材料認定も受けています。エフ・エス屋根は、ルーガの施工管理者および取り扱い店の認定を受けています。
ルーガについて詳しくはこちらもご覧ください。

海沿いにお住まいの方は塩害対策も:SGL鋼鈑

海沿いにお住まいの方は塩害対策も:SGL鋼鈑

海風で運ばれてきた塩が付着し、錆びを起こし、塗装の劣化も早くなります。海から200~500mの範囲が重塩害地域、2km以内が塩害地域とされています。特に海に近い家の方は、塩害に強いSGLなどの屋根素材(横暖ルーフやスーパーガルテクト)や外壁素材、またはフッ素塗料など耐久性の高い塗料で塗り替えをされることをおすすめします。
横暖ルーフについて詳しくはこちらもご覧ください。

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