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屋根修理屋の屋根ブログ

アスベスト屋根の危険性と見分け方

2022/08/24

アスベスト屋根の危険性と見分け方

アスベストの危険性

アスベストとは

アスベストは、石綿とも呼ばれる微細な鉱物のことです。軽くて耐久性に優れているため多くの建築材に使われていました。ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、現在では発がん性物質と判明していることから、使用や製造が禁止されている素材でもあります。

アスベストの種類

アスベストには、蛇紋石系が1種類、角閃石系が5種類の計6種類があります。
蛇紋石系のアスベストは、クリソタイル(白石綿)といいます。
角閃石系は、クロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)、アンソフィライト、トレモライト、アクチノライトの5種類となります。

産業、工業界で使われてきたものは圧倒的にクリソタイルが多く、次いでクロシドライトとアモサイトです。この3種類の有害性の強さは、クロシドライトアモサイトクリソタイルとなっております。

アスベストの危険度

発じん性建材の種類
レベル1著しく高い吹付け材
レベル2高い保温剤や断熱材
レベル3比較的低い
その他石綿含有建材
(※屋根材はこちらに含まれます)

屋根材でいうと、アスベストはスレートなどに使用されておりました。その際、セメントなどに混ぜ込まれて固定されているため、スレートの場合最も発じん性の低いレベル3に分類されます。破砕や極端な劣化がない限り、飛散することはありえないのです。よって、そのままにしておいても問題ないことがほとんどです。

アスベストの屋根を見分ける方法

自宅の屋根がアスベストを含むかどうかは、「建設時期」「屋根材の種類」の2つの要素から見分けられます。

建設時期で見分ける

2004年以前の屋根材には、アスベストが含まれているおそれがあります。

アスベストは2004年や2006年に法律で利用を制限されていますが、特に2004年の法規制が重要です。
2004年労働安全衛生法によって代替が困難なものを除くすべての石綿製品の製造、輸入、譲渡、提供、使用が禁止されましたがこの時には重量の1%以下を含有するクリソタイルの使用は認められていました。
1%以下というと、屋根材では実質的なアスベスト含有屋根材禁止令となります。
2006年になって全面禁止となりました。

このため、2005年以降の屋根材製品であればアスベストを含んでいるおそれはないといえます。

屋根材の種類で見分ける

法規制以前、アスベストが含まれていた屋根材は「スレート瓦」「セメント瓦」です。一方で、アスベストが含まれていない屋根材には「金属屋根」「粘土瓦」があります。 ご自宅の屋根材がスレートやセメント瓦で、かつ2004年以前に建てられたものでしたら、アスベストを含んでいる可能性があります

ちなみに、アスベスト含有の代表的な屋根材としては、旧クボタの「コロニアル」と「アーバニー」、旧セキスイルーフテック「かわらU」があります。

まとめ

アスベストには3段階の危険性があります。屋根材は最も危険度が低いレベル3ですが、破損や切断をすると飛散するため危険です。

対策としては、既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねる「カバー工法」と、完全に屋根材を交換する「葺き替え」があります。
費用を節約したいならカバー工法、アスベストの危険性を完全に排除したいのなら葺き替えが適しているでしょう。

アスベストを含む屋根の工事や、雨漏り修理・屋根修理など屋根工事でお悩みのある方は福田総業にご相談ください!

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