美容室の長年の雨漏りを解決!横浜市港北区で陸屋根を片流れ屋根に変更&シロアリ駆除
2025/09/03




お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
こちらの港北区の美容室を運営されているお客様は、以前より天井から雨漏りしていましたが、お店の営業があるため数年間放置されていたそうです。
しかし漏水部の近くにエアコン用のコンセントがあり、漏電や火災が心配になられて今回弊社へご連絡いただきました。
陸屋根のパラペット部から雨が入り込み、室内の柱などが長期間濡れていたことでシロアリも発生していました。腐食した箇所は交換し、シロアリの防蟻処理も行いました。
雨漏りの原因となった屋根は劣化した下地を張替え、勾配のない陸屋根から片流れ屋根に作り変え、お客様がご希望されていたステンレス屋根を施工しました。雨染みのあった壁や天井も張り替えてきれいになっています。
美容室の長年の雨漏りを解決!横浜市港北区で陸屋根を片流れ屋根に変更&シロアリ駆除 工事の概要
現場住所 | 横浜市港北区日吉本町 |
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施工内容 | 屋根小屋組 ・内装壁、柱修繕 ・シロアリ駆除、防蟻処理 |
施工期間 | 実働8日間 |
使用屋根材1 | スタンビー333(カラーステンレス) |
工事金額 | 屋根工事:¥614,000 内装、防蟻処理:¥449,000 |
その他建材 | 屋根下地→構造用合板12㎜厚 |
美容室の長年の雨漏りを解決!横浜市港北区で陸屋根を片流れ屋根に変更&シロアリ駆除|施工内容
横浜市港北区日吉本町にて長年の雨漏りで腐食した屋根を葺き替え、シロアリ駆除を行った工事の様子をご紹介いたします。
施工前の様子
施工前の様子です。

こちらの美容室の屋根部分から漏水していました。


漏水部の近くにはエアコンの配管がありました。
雨漏りによって、雨水が電気配線に触れることで絶縁が劣化して、漏電が発生することがあります。漏電によって火災が起こる危険もあるので、雨漏りは見つけられた時に補修をご検討いただくのが安心です。

こちらの屋根は傾斜の少ない陸屋根となっており、周囲のパラペット部が劣化して雨漏りを起こしていました。
パラペット部は上部に板金が施工されていて雨漏りを防いでいることが多いですが、この板金が劣化して雨漏りを起こしやすい箇所でもあります。

パラペットの板金を撤去すると、下地の木部が腐食していました。
ここから雨が侵入して、下の居室部まで長期間雨が入り込んでいました。
長期間木材が水に濡れると、乾く暇がなく濡れた木材はシロアリの好物ですのでシロアリが発生する危険が非常に高くなります。
こちらも内部の柱などにシロアリなどの害虫が発生していました。
活発な活動が見られました。
シロアリはこうした木部を食料として、内部をスカスカにしてしまいます。
気が付かないうちに、家を支える柱が食い荒らされてしまうと、地震の際に十分な耐久性が確保できず、家が倒壊する原因になります。
屋根や壁の内部の腐食した箇所を張替えるとともに、屋根は片流れの屋根に作り替えていきます。
雨漏りした屋根の補修(陸屋根から片流れ屋根への変更)

屋根にはエアコンの配線が通っているため、配線を考慮しながら気を付けて作業を行っていきます。
パラペット部下地補修


まずは雨漏りの原因となっている、パラペット部の下地の板を交換します。
片流れ屋根の小屋組み・下地施工
陸屋根は傾斜がほとんどなく、排水も悪いため、防水やパラペット部などこまめなメンテナンスが必要です。
今回はこちらを片流れの屋根に変更していきます。


そのためにまずは屋根の下地となる小屋組を行います。パラペット部含めて屋根全体を覆うように組んでいきます。
そして上から厚さ12mmの構造用合板を貼っていきます。
こちらは耐水性が高く湿気にも強く、また防腐処理もされています。
防水シート施工


下地が出来たら上から防水シート(ルーフィング)を施工します。
屋根材がもしも破損しても、こちらのルーフィングが入り込んできた雨を防いでくれるので、屋根+防水シートで二重の防水の役目を果たします。
ステンレス屋根の施工

防水シートの上に、仕上げとして屋根材を施工していきます。
端部は折りこんで雨が入らないようにします。
お客様が今回耐久性の高いものを、とステンレス製の屋根材を強くご希望されていました。
屋根勾配が緩いことと、ステンレスで成形できる縦葺き材という条件にマッチするスタンビー333(カラーステンレス)を使用しました。

最後に足跡などを拭いて清掃します。
シロアリ駆除・予防

シロアリ駆除のための薬剤を散布します。
十分な必要量を使うことで、確実にシロアリを駆除します。
木材の内部にノズルを差し込んで薬剤を注入していきます。
内部までしっかりと薬剤を浸透させて、シロアリを予防します。
内装工事


雨漏りによってシミができてしまった壁や天井の補修を行います。
ディスプレイ用の棚を一時的に撤去し、窓や周囲を養生した後、内装材を撤去します。



下地で腐食したところは補修します。
シロアリの駆除・予防を行った後に、新しい下地を作っていきます。
そして周りの壁や天井に合わせて同じ素材で内装材を施工します。
棚を元通りにして完工です。
施工後の様子
こちらが施工後の様子です。

工事で改善した点・期待できる効果
雨漏りも無事に止まり、屋根は陸屋根からステンレス製の片流れ屋根になり、水のキレが良くなり漏水のリスクが減りました。
また耐久性やメンテナンス性も向上しています。
長い間漏水して柱などの材木が濡れていたことによりシロアリ含む害虫が発生していましたが、防蟻処理をしたので害虫駆除、予防になりました。
腐食した部分は新しく材木に交換して補修、補強をしたので耐久性が向上しました。
施工担当者より
工事で気を付けた点
お店の営業に支障がでないように、お盆休み期間中(お店が連休中)に確実に全ての工事が終わるよう工程管理を慎重に行いました。
お客様の声
お客様からは、
「雨漏りはずっと気になっていたのですが、営業を止めるわけにもいかず、そのままにしていました。
ですが、エアコンのコンセント付近からも水が落ちるようになり、火事にならないか心配で思い切ってお願いしました。工期をお盆休みに合わせていただいたおかげで営業にも支障なく、内装もきれいになって本当に助かりました。これで安心してお客様を迎えられます。
とても暑い中迅速に作業していただきありがとうございました。」
というありがたいお声を頂戴いたしました。
お客様へのお礼
この度は数ある業者の中から福田総業に工事をご依頼いただき、誠にありがとうございました。
長年雨漏りにお悩みでありながら、お店の営業の関係でなかなか工事に踏み切れなかったとのことでしたが、今回ご信頼いただき、大切な店舗の屋根と内装を任せていただけたことを大変光栄に思っております。
お客様の営業に支障が出ないよう工期を調整しながら、屋根の葺き替え、防蟻処理、内装補修まで一貫して対応することができました。これからも安心してお店を続けていただければ幸いです。
同じ工事を検討されている方へ
雨漏りは「少しのシミだから大丈夫」と思って放置してしまうと、柱や下地が腐食して耐久性が低下し、今回のようにシロアリの発生にもつながってしまうことがあります。
さらに、雨水が電気配線に触れると漏電や火災のリスクも高まり、建物だけでなく人の安全にも関わります。 今回のように、陸屋根から傾斜のある屋根へ変更することで、雨漏りのリスクを減らし、さらに耐久性の高い屋根材を採用されることで、メンテナンスの回数を減らすことができます。
店舗や住宅に関わらず、「気づいたら早めのご相談」が将来的なコスト削減にもつながりますので、雨漏りが気になる・お困りの方はぜひ一度ご相談ください。お見積もりや現地調査は無料で行っていますので、まずはちょっと見てほしいという時にもお気軽にご相談ください。
横浜市での雨漏り修理は実績多数の専門業者・福田総業にお任せください。