横浜市泉区にてスレート屋根カバー工法、太陽光パネル撤去、破風・軒天の補修など
2025/06/26




お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
横浜市の泉区にお住まいのY様から、そろそろ築年数も経過してきて屋根のカビや苔が気になり、メンテナンスを検討しているので、まずは現地調査をしてほしいとのご連絡をいただきました。
現地に伺って調査を行ったところ、現在のスレート屋根の劣化が進み、防水性を失っている状態でした。
スレート屋根自体の耐用年数が切れかけていることと、屋根の状態から屋根カバー工法をご提案いたしました。
また傷んでいた破風板には板金でカバー工法を行い、軒天にも板金を施工しています。
今回太陽光パネルも撤去のご希望でしたので撤去いたしました。
横浜市泉区にてスレート屋根カバー工法、太陽光パネル撤去、破風・軒天の補修など 工事の概要
現場住所 | 横浜市泉区領家 |
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お客様名 | Y様 |
施工内容 | 屋根カバー、太陽光パネル撤去、雨樋交換、破風板金巻き、軒天板金張り |
施工箇所詳細 | 屋根全体、雨樋、軒天、破風 |
使用屋根材1 | 横暖ルーフαs(ニチハ) |
その他建材 | 雨樋→Σ90 板金→ガルバリウム鋼板 |
横浜市泉区にてスレート屋根カバー工法、太陽光パネル撤去、破風・軒天の補修など|施工内容
施工前の様子
こちらが施工前の屋根の様子です。
現在のスレート屋根の塗装が劣化したことで、防水性が低下してカビや苔が目立つ状態です。
また太陽光パネルからの錆も流れています。
屋根にカビや苔が生えるのは、屋根材の防水性が衰えているサインですので、このような症状が見られたらメンテナンスをご検討ください。

棟板金にも錆や浮きなどの劣化が見られます。
幸い下地までは傷んでいなかったためカバー工法を行います。
こちらは破風と軒天の様子です。
こちらも劣化が目立つため、上から板金を張って補修を行います。
屋根カバー工法の様子
太陽光パネル撤去

まずは太陽光パネルから撤去していきます。



そして棟板金や雪止めも撤去して屋根をフラットな状態にしていきます。
太陽光パネルを固定していた金具も外します。
外した箇所にはコーキングを施工して雨が入らないように埋めておきます。
ルーフィング張り


これでルーフィング(防水シート)を貼る準備が整いましたので、屋根の上からルーフィングを施工していきます。
今回はエコルーフという透湿性に優れたルーフィングを使用しました。
各種板金取り付け


谷板金やケラバ板金など各種板金を取り付けていきます。
新規屋根材施工

屋根材を屋根の上にあげて、ルーフィングの上から屋根材を葺いていきます。
ニチハの「横暖ルーフαs」という屋根材を使用します。
こちらは軽量な金属屋根でカバー工法に最適です。
また断熱性と遮熱性も備えている屋根材ですので、高温になりやすい最上階の気温上昇を抑えてくれます。

後から換気棟を取り付けるため、このように開口部をあけておきます。
換気棟を取り付けることで、熱い空気が上にいく自然現象を利用して屋根から空気を排出し、効果的に屋根裏の換気を行うことで夏の暑さを抑えて、内部結露も防ぐことができます。
棟と換気棟の施工


棟の下地となる貫板を取り付けます。
腐食しにくい樹脂製のタフモックを使用しました。そして上から棟板金と、換気棟を施工しました。
棟板金や換気棟の継ぎ目にコーキングを打って防水処理を行います。

換気棟は屋根に穴をあけるような印象があって雨漏りするのでは?と不安になられる方もおられますが、確実な施工を行えば雨漏りをすることはありません。
取り付けることで家を長持ちさせることができ、冬の寒さや夏の暑さ対策にもなるため、弊社でもお薦めしています。
雨樋の交換


劣化した雨樋も併せて交換しております。
破風、軒天補修の様子


軒天に上から板金(ガルバリウム鋼板)を張ります。


破風にも、現場に合わせてカットしたガルバリウム鋼板を被せていきます。
現場で曲げなどの加工を行って形を合わせて釘で固定します。
破風は木材や最近では窯業系が人気がありますが、劣化した破風や軒天にはこのように加工した板金を被せることで耐久性が向上します。
劣化や腐食しない物がいいとのご要望だったため、こちらの素材による補修をご提案いたしました。
施工後の様子
こちらが施工後の様子です。


外壁やサッシは別の業者さんがリフォームされています。
お家をまるごとリフォームされたことで、耐久性が向上しただけでなく、印象もがらりと変わりました。
工事で改善した点・期待できる効果
屋根全体をカバー工法を行ったことで、耐久性と美観が向上しました。
また屋根の劣化が進んでいましたが、防水シートと屋根が新しくなることで、雨漏りのリスクも低下しました。
施工担当者より
お客様へのお礼
この度は、弊社に屋根リフォームをご依頼いただき、誠にありがとうございました。
屋根のメンテナンスは、今後長期的にお住まいの安心を確保するためには重要なステップです。
工事が完了し、Y様にも「気になっていた屋根がきれいになってよかった」とのお言葉をいただけて、大変嬉しく思います。
もし今後、屋根やその他のメンテナンスに関してご不安な点がございましたら、いつでもご相談ください。今後とも、Y様のお住まいが快適で安全な環境であり続けるよう、サポートさせていただきます。
同じ工事を検討されている方へ
屋根のカビや苔の発生が気になり、メンテナンスを検討されている方へ、屋根のカバー工法は非常に効果の高い選択肢となります。
特にスレート屋根の場合、塗装の劣化や防水性の低下が進行すると、カビや苔が発生し、さらに雨漏りを引き起こすこともあります。そういった場合、カバー工法により新しい屋根材を重ねることで、防水性を高め、屋根全体の耐久性を向上させることができます。
カバー工法を行う際は、現地調査で屋根の劣化状況をしっかり確認することが重要です。
下地まで腐食していないか、カバー工法が行えるかどうか、などをチェックして、お客様の希望や今後何年くらい住む予定などを聞いた上で適切な工法を提案してくれる業者に依頼しましょう。
屋根のメンテナンスを早めに、適切な時期に行うことで、将来的な雨漏りや大規模な補修を防げます。
もし屋根の状態が気になる方は、まずは実績の豊富な専門業者による現地調査を受けることをおすすめします。
福田総業ではお客様の今後のライフプランやご要望に合わせた工事をご提案いたします。