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屋根修理屋の屋根ブログ

ガルバリウムを超える!新世代素材「SGL」とは?

2022/07/21

こんにちは、横浜港南区の雨漏り修理・屋根修理の専門店、福田総業です。

大雨が降ったり晴れたり落ち着かない天気ですね。

屋根のリフォームや葺き替えでガルバリウムという言葉を耳にされたことがあるかもしれません。
ガルバリウムは金属屋根の定番ともいえる屋根の素材で、高い耐久性と、金属の弱点である錆びに強いという特徴を持っており、屋根や外壁によく使用されています。
このガルバリウムを超える新素材として注目されているのが「エスジーエル(SGL)」鋼鈑です。

SGL鋼鈑(横暖ルーフ)

SGL鋼鈑とは?

SGL鋼鈑を開発したのは日本製鉄が出資する日鉄鋼板株式会社です。
ガルバリウム鋼鈑は1972年にアメリカの鋼鈑会社であるベスレヘム・スチールによって開発され、日本に技術導入されました。1982年に大同鋼板(現:日鉄鋼板)がベスレヘム・スチールから製品化と販売の許可を取得し、日本で初商品化しています。
ガルバリウム鋼鈑が市場に定着しはじめた1996年ころからさらに耐食性を高めた鋼鈑の開発を開始し、オーストラリアのブルースコープスチール社と共同開発を進めて2013年にSGL年が晴れて誕生しました。

「SGL」の名称は、ガルバリウムを「GL」と呼ぶことに対して、よりSuperior(上質で)、Special(特別で)、Super(超越した)鋼鈑であるという意味でつけられています。

SGL鋼鈑の組成

ガルバリウムもSGLもメッキを施した鋼鈑(鉄の板)です。
ガルバリウムにはアルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%でできたアルミ亜鉛メッキがほどこされ、ガルバリウムのページでもご紹介したように、この亜鉛メッキが鉄を程する役割を担っています。
SGLはこの配合にマグネシウムを添加することで、ガルバリウムのさらに三倍の錆びにくさを得ています。

マグネシウムが錆を抑える

元々メッキに含有されている亜鉛には、メッキ表面に傷がついたら鉄よりも先に溶け出して電気化学的にキズの周辺を保護する犠牲防食という作用があります。ここに亜鉛よりもイオン化しやすいマグネシウムを含有することで、めっき層の犠牲防食作用が強化されメッキ鋼板の耐食性がより向上する仕組みになっています。
試行錯誤を重ねたすえ、マグネシウムが最も腐食を抑える2%の配合率となっています。
金属屋根や外壁を加工する際は切ったり曲げたりする加工を行います。こうして切断した箇所や、曲げた部分はメッキが薄くなったり剥がれたりして腐食しやすくなります。
SGLの独自の「耐食性向上メカニズム」は、腐食が起こりやすいこうした切断した端の部分や傷ついた箇所に対して大きく発揮され、厳しい腐食環境でもガルバリウム鋼板を超える耐食性を実現しています。

塩害にも強い

沿岸部では金属屋根は海から吹いてくる塩を含む風の影響でどうしてもさびやすくなってしまいます。
一般的な地域では、海岸から2kmが塩害地域とされています。
従来のガルバリウム鋼板では保証適用範囲が沿岸部から5km以上離れた場所でないと保証対象になりませんでした。SGL鋼板は塩害の影響が少ないこともテストで立証されており、保証の適用範囲も沿岸から500m以上と大幅に短縮されています。

SGL鋼鈑を使用した代表的商品

スーパーガルテクト

アイジー工業が発売する、断熱一体型の軽量で断熱性・耐久性に優れた屋根材。
その性能と、災害発生時の供給により生活再建の第一歩として復興支援に貢献していることが評価され、令和二年に「全国発明表彰日本弁理士会会長賞」を受賞しています。

横暖ルーフ

ニチハの横暖ルーフシリーズの中でも「横暖ルーフαプレミアムS」、「横暖ルーフプレミアムS」は SGLを使用した製品です。断熱材一体構造で独自技術による高い防水性があります。
弊社でも、材料品質と施工価格とお客様が求めている物のバランスからよく使用しております。

性能として申し分ないSGL鋼鈑はここ横浜でも人気の高い製品で、じわじわと広まっています。
今後広く屋根や外壁として用いられていくことが期待される次世代屋根材です。

横浜市港南区や川崎市で丈夫で錆びにくいSGLで屋根のリフォームをお考えの方、ご興味がある方、一度福田総業までご相談ください。

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