横浜市港北区にて屋根修理〈スレートに断熱オプション付きガルバリウム鋼板にてカバー工法〉

2022/09/20

施工前写真1
施工後写真1

お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案

T様は、他社のリフォームセミナーに参加された際に、アンケートで「屋根にヒビが入っているのが気になる」と回答されたところ、その場で見積を行うことになり、工事を行うかどうかの決断を急かされたため不安になられたそうです。
そこから色々調べられ、弊社へとお問合せをいただきました。
調査したところ、屋根全体に細かいヒビが入っていて劣化が進行していたため、ガルバリウム鋼板によるカバー工法をご提案いたしました。
二階の暑さが気になるとのことでしたので、断熱材をオプションで付ける工事もご提案しております。

横浜市港北区にて屋根修理〈スレートに断熱オプション付きガルバリウム鋼板にてカバー工法〉 工事の概要

現場住所 横浜市港北区高田東
お客様名 T様
施工内容 カバー工法
施工箇所詳細 屋根全体
施工期間 1週間
使用屋根材1 ヒランビー220(断熱材ポリ付き)
使用屋根材2 タディスセルフカバー(防水シート)
工事金額 121万円

横浜市港北区にて屋根修理〈スレートに断熱オプション付きガルバリウム鋼板にてカバー工法〉|施工内容

先日、横浜市港北区高田東のT様邸にておこなった屋根修理〈スレートに断熱オプション付きガルバリウム鋼板にてカバー工法〉の様子をご報告します。

施工前の様子

こちらが施工前の様子です。

施工前写真1施工前写真2

屋根が細かいヒビが入っていて劣化が進行していたため、カバー工法にて工事を行っていきます。
カバー工事の際には現在の屋根はそのままで上から新しい防水シート(ルーフィング)を貼り、その上に新しい屋根材でカバーします。

雪止めと棟の撤去

防水シートを貼るために、まずは棟や雪止めなど屋根の凹凸を全て撤去します。
※屋根材や状況によっては棟は撤去せずに残す場合もあります。

サンダーで切り込みを入れます雪止め撤去

雪止めを撤去する為に、サンダーで切り込みを入れます。

雪止め撤去後

雪止めがはずれました。

雪止めと棟を撤去

雪止めと棟を撤去したところです。

防水シートの施工

凹凸をなくした屋根の上に防水シートを施工していきます。

防水シート施工

この防水シートが、暴風雨の時に吹き込んだ雨や、あるいは屋根材が割れてしまったときに侵入してくる雨水などから、内部の構造体を最終的に保護しています。
防水シートにも耐用年数があるため、屋根材が耐用年数内でも防水シートの耐用年数が切れれば交換する必要があります。

タディスカバー

今回使用した防水シートは、タディスセルフカバー
こちらは粘着式となっており、釘やタッカーなどを使用せずに張ることができるため、カバー工法の際に下の屋根材や下地材を傷める心配がありません。

屋根材の施工

次は屋根材本体を施工していきます。

屋根材を荷上げ

屋根材を荷上げしました。

改修用唐草(軒先スターター)取付け

改修用唐草(軒先スターター)を取付けます。
軒先やケラバに取り付ける役物のことを「唐草」と呼びます。
スターターとは屋根の葺き始めに取り付ける部材のことです。
軒先に取り付けるこうした板金によって雨仕舞を行い、屋根を流れる雨水が軒先の裏側などの回り込むのを防ぎ、適切に雨樋に排水して建物を雨から守ります。

屋根の本体を施工

雪止めを取り付けた後に、屋根の本体を施工していきます。

立ち上げ加工

棟際に雨水が流れ込まないように屋根材の端を立ち上げています。
棟と取り合う部分は、一枚一枚屋根材を加工して立ち上げることで雨の棟への吹き込みを防ぎます。

棟の下地を施工

屋根材を敷いた後、棟の下地を施工します。
今回使用した棟下地は、人工樹脂です。
一般的に棟下地は木材を使用しますが、人工樹脂は木材のように腐食の心配がありません。
他にもメリットとして、下記の点があります。
・劣化に強い(材木のように反ったり割れたりしない)
・品質が一定(材木は水分量や木のグレード、保管状況などにより個体差がある)

施工後の様子

工事が完了しました。

施工後写真1施工後写真2

今回使用した屋根材は、ヒランビー220です。
ガルバリウム鋼鈑製で、価格は比較的安価でありながら高い耐久性を持ちます。
ヒランビー220は通常では裏に断熱材はついていませんが、今回発泡ポリエチレンフォームをオプションで付けることで、断熱性能をアップしています。
発泡ポリエチレンフォームは独立気泡の断熱材で断熱・結露防止に優れています。

工事によって改善された点

劣化した屋根にカバー工法を行うことで、屋根の飛散などの不安が解消されました。
また断熱材をオプションで付けておりますので、屋根の熱が室内へと伝わることを防ぎ、二階の室温が上昇することを抑える効果が期待できます。

お客様の声

T様からお客様のお声をいただきました。誠にありがとうございます。

施工担当者より

お客様へのお礼

T様、この度はご不安な中、弊社にご依頼いただき誠にありがとうございました。
安心してお過ごしいただけるように、各所しっかりと施工を行っております。
もし今後屋根や外壁などお家のことで何か不安なことがございましたらお気軽にご相談いただければ幸いです。

お伝えしたいこと

今回のように、訪問業者などに強引にその場で契約を迫られたなどというトラブルが多発しています。
何か不安に思われたら、その場で契約は結ばず、一旦保留にするようにしてください。
その後別の業者に点検や見積を依頼するなどして現状を一度確認されることををおすすめいたします。

福田総業では無料でご相談・見積をお受けしています。
お気軽にご相談ください。お客様にご安心いただけるように、丁寧・安心な説明を心がけております。


この施工は私が担当しました

株式会社福田総業 代表:福田 隼(ふくだ はやと)

株式会社福田総業 代表:福田 隼

横浜で明治から三代続く板金屋に生まれ、県内で3本の指に入る板金職人の元で修行をしたのち2020年に株式会社福田総業を設立。常によりよい工事が提供できるよう、新旧の技術の習得と常に技を磨くことにつとめています。
2019年には神奈川県 青年優秀技能者、2016年には横浜市 優秀技能者に表彰。一級建築板金技能士、石綿調査資格者、石綿作業主任者資格証、ドローン操縦技能資格など各資格も取得。
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