横浜市港南区にて外壁タイルからの雨漏り修理(セブンS防水)
2025/03/31




お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
こちら港南区にお住まいのS様は、以前からタイル外壁のご自宅の複数箇所から雨漏りしており、そのたびに近所の工務店さんに何度も来てもらい雨漏り修理をしてもらったけれども一向に改善されず、その度に高い費用を請求されるため不信感を抱かれたそうです。
近所ということもあり以前から弊社のことは知っていただいていたことと、お知り合いから弊社の評判を聞かれて今回お問い合わせをいただきました。
調査を行ったところ、タイル張りの外壁が劣化して、エフロレッセンス現象が見られ、また目地のコーキングも劣化していました。コーキングを打ち替えるだけでは劣化した外壁の雨漏りを止めることはできないため、コーキングの打ち替えとともに外壁防水材であるセブンSによる塗装をご提案いたいしました。
他にも屋上の防水や、庇なども全体に劣化が見られたため、補修を行っています。
横浜市港南区にて外壁タイルからの雨漏り修理(セブンS防水) 工事の概要
現場住所 | 横浜市港南区日野 |
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お客様名 | S様 |
施工内容 | 屋上・バルコニー・タイル外壁防水工事、シール打ち替え工事、付帯部塗装など |
施工箇所詳細 | 屋上、バルコニー、外壁、各付帯部、ガレージ内部など |
使用屋根材1 | 屋上:ダイフレックスのDSカラーゼロ |
使用屋根材2 | 外壁(タイル):セブンケミカルのセブンS-T工法 |
横浜市港南区にて外壁タイルからの雨漏り修理(セブンS防水)|施工内容
横浜市港南区にて外壁タイルからの雨漏り修理をセブンS防水工法にて行いました。
施工前の様子
こちらが施工前の外観の様子です。


外壁タイルに白い付着物(エフロレッセンス)が見られます。
エフロレッセンスは、外壁に含まれるカルシウムが外壁が劣化することで雨で流れ出て二酸化炭素と反応することで発生します。
エフロレッセンスが見られたら外壁材が経年劣化を起こしているサインです。

こちらは屋上の様子です。
屋上の防水が劣化して、剥がれてしまっています。
バルコニーの防水もかなり防水層の劣化が進んでいました。
他にも庇や屋上の手すりなどにも劣化が見られるため、併せてメンテナンスを行ってまいります。
外壁セブンS防水の様子
コーキング打ち替え

既存のコーキングを打ち替えていきます。
コーキングを撤去します。


プライマーを塗布した上で、新しいコーキング材を充填していきます。
養生

塗装を行わない箇所をビニールなどで覆い、塗料が付かないように養生を行います。
今回吹き付けを行うため隙間から入り込まないようより厳重に行います。
高圧洗浄

防水材を塗布する前に、外壁を洗浄します。
エフロレッセンスが発生している箇所は、薬品洗浄を行い、丁寧にエフロを落としていきます。
セブンSシーラーの塗布


セブンSには様々な工法がありますが、今回はS-T工法にて防水を行います。
S-T工法には5つの工程があり、まずはセブンSシーラーを洗浄が終わってしっかり乾燥させた後に、塗残しのないように塗布していきます。
セブンSの塗布

シーラーの上からセブンSを二回吹き付けていきます。
タイルの目地までしっかりと塗装していきます。セブンSの塗布量はメーカーに定められた量を塗ることが重要で、塗る量が少ないと塗膜が薄くなり、防水機能がすぐに低下してしまいます。
トップコートの塗布

そして仕上げにセブンSトップを吹き付けていきます。
吹き付けはムラなく広範囲を仕上げることができますが、塗料が散布しやすいため、入念に養生を行っております。
付帯部の塗装
外壁の塗装に合わせて、樋や水切り板金、庇、シャッターなど付帯部の塗装も行います。
庇の塗装

塗装前にケレンを行い、錆や汚れを落としつつ、塗料の付きをよくする下準備を行います。

そして下塗りを行います。鉄部には錆止めを下塗りして塗装します。

そして上塗りで仕上げます。
樋の塗装


シャッターボックスの塗装



シャッターボックスは吹付けで仕上げます。
ガレージ内の塗装
ガレージ内の塗装も行いました。


大きなひび割れがありましたので、エポキシ樹脂にて補修を行います。


周囲のものに養生をして汚れなどを除去した後、ケレンを行って錆を落とします。


下塗りを行った後、仕上げの塗装を行います。
屋上やバルコニーの防水塗装の様子
屋上とバルコニーにはダイフレックスのDSカラーゼロを使用してウレタン防水工事を行いました。
屋上の洗浄

こちらも高圧洗浄を行い、汚れを除去します。汚れが残っていると塗料の定着が弱くなるため、隅々まで丁寧に洗浄します。
プライマーの塗布

洗浄した後に、研磨を行った後に専用のプライマーを塗布します。
DSカラーゼロの塗布


そして上からDSカラーゼロをローラーで塗っていきます。
DSカラーゼロはシックハウス症候群などを起こす特定化学物質を含まず、使用するすべての材料がF☆☆☆☆を取得しています。
そのため小さなお子様のおられるお家でも安心して使用できる防水材です。

防水層の一層目を塗布した後は乾燥させて、二層目を塗装します。
防水層を重ねることで、強固な防水層を形成し、雨漏りから建物を守ります。

こちらが乾燥して仕上がった様子です。
トップコートを塗布


トップコートを塗布して仕上げます。トップコートはグリーンを使用しました。
屋上の手すりの塗装


ケレンを行った後、錆止め塗装を行います。
鉄の手すりが劣化して破損している箇所がありましたので、補修を行います。

そして上から仕上げの塗料を塗ります。
バルコニー防水



バルコニーにも同じように、DSカラーゼロにて防水塗装を行います。
施工後の様子
こちらが施工後の外観の様子です。



外壁はタイルの質感を残したまま、建物全体の防水層が回復しました。
工事で改善した点・期待できる効果
屋上やバルコニー、そして外壁に防水工事を行ったことで、雨漏りが無事改善されました。
工事で気をつけたポイント
外壁を全て吹き付け塗装で施工したため近隣への配慮を徹底しました。
また、施工する前の下地処理として薬品洗浄をおこないエフロを落としてから吹き付けを施工しました。
施工担当者より
お客様へのお礼とメッセージ
この度は雨漏り修理のご依頼を福田総業にいただき、誠にありがとうございました。
何度も依頼しても雨漏りが改善されないということで悩んでおられ業者への不信感も抱かれておりましたが、今回雨漏りが止まってお喜びいただき、弊社としてもうれしく存じます。
また何かお困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。
外壁タイルの雨漏りでお悩みの方へ
外壁がタイルで雨漏りしている場合、その多くが今回の施工内容を行わないと雨漏りを改善することができません。
しかし、ほとんどの業者がこの施工方法や材料の存在を知らず、サッシ廻のコーキングを打ち替えやタイル目地にコーキングを打ったりなど的外れな工事を提案しますが改善されることはほとんどありませんので注意してください。
弊社ではお客様の状態をお調べした上で、これまでの豊富な経験から最適な雨漏りを止めるための工事方法をご提案いたします。
外壁タイルから雨漏りしており、雨漏りがなかなか治らない、雨漏りにお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
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