横浜市港南区にて雨漏り修理〈カバー工法と外壁の施工不良の補修〉+外壁塗装
2023/07/06
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
築30年過ぎの自宅のスレート屋根の棟板金を見て欲しいというご依頼をいただきました。
これまで通りがかりの若い訪問業者から何度か「屋根の板金が浮いている」という指摘を受け、門前払いをしていたが、やはり心配なので知人の方に相談したところ弊社を紹介していただいたそうです。ありがとうございます。
点検に伺ったところ、屋根が全体に劣化しており、ひびや破れなどの破損が見られる状態でした。
劣化状態から屋根塗装をおすすめできる状態ではなかったため、カバー工法をご提案いたしました。
また以前に2階の寝室や1階の和室など各所から雨漏りしていた事があり、家を建ててもらった工務店さんに伝えたところ、サッシが原因との事でサッシ交換工事やシール工事、外壁工事など色々とやったが結局ハッキリとした効果が見られず、費用が高い事や対応などに不信感を感じられていたそうです。
そこで雨漏り調査も行なったところ、雨漏りの原因は施工不良によるものと判明し、そちらも修繕も行っています。
横浜市港南区にて雨漏り修理〈カバー工法と外壁の施工不良の補修〉+外壁塗装 工事の概要
| 現場住所 | 横浜市港南区上永谷 |
|---|---|
| お客様名 | O様 |
| 築年数 | 築32年 |
| 施工内容 | 屋根カバー工法、外壁雨漏り修理、雨樋交換 |
| 施工箇所詳細 | 屋根全体、外壁ジョイント部、雨樋 |
| 使用屋根材1 | ヒランビー220 |
| 使用屋根材2 | スタンビー455(塔屋部分) |
| その他建材 | 雨樋⇒アーバントップΣ90 |
横浜市港南区にて雨漏り修理〈カバー工法と外壁の施工不良の補修〉+外壁塗装|施工内容
先日、横浜市港南区にておこなった雨漏り修理〈カバー工法と外壁の施工不良の補修〉、外壁塗装の様子をご紹介します。
施工前の様子
こちらが施工前の屋根の様子です。
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スレート屋根のアーバニーが使用されていました。
アーバニーは、ウロコ状のスリットが入った独特の見た目が特徴です。
しかしこのスリットが原因で、写真のような特徴的な破れやヒビが発生しやすい屋根材でもあります。
このようにあちこちに割れが発生していると塗装では対応できないため、カバー工法など屋根リフォームが必要になります。
こちらは外壁の様子です。
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壁のヒビや汚れが見られ、シーリング周りに劣化が見られます。
板金の撤去
カバー工法を行うために、まずは板金を撤去していきます。
こちらは棟板金を剥がした状態です。
棟板金も劣化が見られ、写真のように下地が腐食していました。
棟板金は経年劣化で釘が自然とゆるんできやすい場所で、そうしてできた隙間から雨が入り込んで下地を濡らし、下地が腐食してしまうと棟板金を固定する力が弱くなって浮きが発生します。
また、塔屋との境目部分にある板金も下地に腐食が見られました。
ルーフィングの施工
次に現在の屋根の上からルーフィングを敷いていきます。
使用したのは田島ルーフィングのPカラーEXです。従来のアスファルトルーフィングを改良しており、高いシール性と耐久性があります。
カバー工法では金属屋根を施工することがほとんどですが、金属屋根の耐用年数は約30~35年あり、それに合わせた高い耐久性のあるルーフィングが望ましいです。
もしも耐久性の足りないルーフィングを使用してしまうと、屋根材はまだ使える状態なのに、ルーフィングが劣化したため雨漏りを起こしてしまったり、ルーフィングの交換のために屋根葺き替えなどが必要になってしまいます。
そのため弊社では、PカラーEXのような改質アスファルトルーフィングの使用をおすすめしています。
屋根材の施工
ルーフィングの上から屋根材を施工します。
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全体には軽量で耐久性に優れたヒランビー220を使用。
こちらはコストパフォーマンスに優れた屋根材です。
塔屋部分は勾配が緩いため、排水性の高い縦葺きのスタンビー455を施工しています。
全体の屋根と一体感があるデザインなのもこちらを選んだ理由です。
玄関屋根の施工
玄関の屋根部分も同じようにカバー工法でリフォームしています。
破風に傷みが見られたため、補修の上塗装を行っています。
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雨樋の交換
雨樋にも劣化が見られたものがありましたので交換を行っています。
雨樋はあまり目のいかない場所ですが、屋根に降った雨水を集めて適切な排水を行う重要な役目があります。雨樋が劣化して水が適切に排水されなくなると外壁に直接水がかかるようになり、外壁の劣化を早めてしまいます。
雨漏り修理(外壁の施工不良の補修)
工事を行う前に防水テストを行なったところ、雨漏りの原因は外壁材(サイディング材)の繋ぎ目部分に使用するハットジョイナーのずさんな施工にありました。
ずさんな施工によって、下の写真のように外壁なら大きな隙間ができてしまっています。
ハットジョイナーはサイディングのつなぎ目にいれる金具を指し、この金具の上からコーキングを打ちます。
ハットジョイナーの裏面にはボンドブレーカーという絶縁材のテープを張ることで、コーキングの二面がサイディングに接着してコーキングの寿命を延ばす役割を果たしています。
今回、ボンドブレーカーを剥がして外壁を施工していた事や、場所によってはハットを入れずにそのままコーキングを施工されている箇所があったりと、家を建てた時点でかなりずさんな施工をされていたのが漏水の原因となっていました。
今回、ボンドブレーカーがない、さらにはハットジョイナーまでないような施工がされていたため、シーリングがひび割れて剥離を起こし、雨漏りが発生していました。
こちらは上からシーリングで補修されていますが、またひび割れが起こってしまっています。
ひび割れはエポキシ樹脂で補修し、ハットジョイナーのない箇所にはハットジョイナーをいれた上でボンドブレーカーを貼り、シーリングを行ってしっかりと補修を行った上で外壁塗装を行いました。
シーリング工事
雨漏り箇所以外でも、シーリングが劣化している箇所にシーリング工事を行います。
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まずは古いシーリングを撤去して、ハットジョイナーのないところには設置し、ボンドブレーカーを施工してからシーリングを充填していきます。
きれいにシーリングが収まりました。
外壁塗装・下地補修
シーリング工事が終わったら次に外壁塗装へと移行します。まずは高圧洗浄でコケやカビ。古い塗膜など現在の汚れを除去していきます。
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高圧洗浄の際には、玄関などの外構部もサービスで合わせて洗浄しています。一番右端が洗浄後です。
なかなか掃除する機会のない場所もこのように高圧洗浄機できれいになります。
下地の補修
次に外壁のひび割れなどの補修を行います。
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弊社ではひび割れ補修には奥まで充填できてひび割れを広げないエポキシ樹脂を使用しています。
このように塗装前に補修をしっかりと行わないと、いくら丁寧に高価な塗料を塗装しても塗料は本来の性能を発揮できず、数年で剥がれてしまうこともあります。
外壁塗装・下塗り・中塗り・上塗り
次に下塗りを行います。
下塗りは中塗りと上塗りの仕上げ塗料との密着を高めるため、プライマーなど仕上げ塗料とは別の専用塗料を使用します。
下塗りが乾いたら中塗り、上塗りで仕上げ塗料を塗り重ねて塗料の厚みを作ります。
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今回仕上げ塗料に使用したのは日本ペイントの「パーフェクトトップ」。
ラジカル制御型塗料で、塗料の劣化因子であるラジカルの発生を抑えるため耐久性に優れた弊社の標準使用塗料です。
付帯部の塗装
外壁に続いて樋や、フード、シャッターボックス、庇、軒天、破風などの付帯部と呼ばれる箇所も塗装を行います。
付帯部もまずは補修をし、鉄部はケレンを行って錆や汚れを落としてから塗装をします。
鉄部の下塗りには錆防止のため錆止め塗料を下塗りとして塗装してから上塗りを行います。
軒天の塗装
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軒天はあまり目に入りませんが15年ほどすると汚れが溜まってきます。汚れが溜まるのは表面をコーティングする塗装が劣化しているサインでもあるため塗装を行って防水機能を回復します。
軒天にある換気口もケレン・錆止めをしてから塗装をします。
樋の塗装
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大きく劣化の見られない樋には塗装を行います。
留め具の錆を落としてから塗装をします。
雨戸の塗装
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雨戸はケレン、錆止め後に吹き付けで仕上げます。
破風の塗装
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大屋根と玄関の屋根の破風の塗装の様子です。
こちらもひび割れなどの劣化が見られたため、補修してから塗装を行います。
シャッターボックスの塗装
シャッターボックスにも同様に塗装を行います。
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水切りの塗装
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土台と外壁の間にある水切り板金にも錆止めした上で塗装します。
水切り板金は、目立たない存在ですが土台に雨が侵入するのを防ぐ役割をしています。
庇の塗装
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各所にある庇も金属なので錆を防止するために錆止めを塗装してから塗装を行っています。
付帯部は濃いブラウンで統一しています。
ベランダの防水塗装
ベランダの防水塗装も劣化が見られたので防水塗装を行います。
表面のトップコートにひび割れが見られます。
防水塗装は防水層を紫外線から守るために表面にトップコートを塗って保護していますがトップコートも5~7年程度で劣化するため、定期的にトップコートの塗り替えを行うことで、防水層を保護し、雨漏りから守ることができます。
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こちらがベランダの防水塗装後の様子です。
工事で改善した点・期待できる効果
雨漏りを起こしていた箇所を原因を突き止めて補修を行ったため、今後雨漏りの心配がなくなりました。
ひび割れを起こしていた外壁や付帯部を補修してから塗装を行ないましたので、防水性と耐久性が回復しました。
工事で改善した点・期待できる効果
全体に劣化症状が出ていたアーバニーにカバー工法を行うことで、屋根の耐久性が向上し雨漏りリスクが低下しました。
雨漏りがたびたび起こっていた箇所を原因を突き止めて補修したので、今後雨漏りの心配がなくなりました。
また、ひび割れを起こしていた外壁や付帯部を補修してから塗装を行ないましたので、外壁も防水性と耐久性が回復しました。
施工担当者より
お礼とお客様へのメッセージ
この度は弊社に工事をご依頼いただきまことにありがとうございました。
各所からたびたび雨漏りしていたということで、ご不安だったことと存じます。
今回漏水箇所を特定した上で補修と施工を行っておりますので、ご安心くださいませ。
今後も何か不安を感じられたり、屋根や外壁にメンテナンスが必要なことがあればお気軽にご相談いただければ幸いです。
工事をお考えの方にお伝えしたいこと
「棟の板金が浮いている」「屋根が浮いている」と訪問業者に言われて不安になったというご相談を弊社でもよく頂戴します。
棟板金は経年劣化で浮きやすい場所のため、実際に浮いていることもありますが、そうした業者は劣化しやすい箇所を指摘して契約をとる目的がほとんどです。
実際に契約してみると連絡がとれなくなった、高い工事費用を請求された、ずさんな工事をされてすぐに不具合が発生した事例が多くあります。
すべての訪問業者がそうした業者ではありませんが、「板金が浮いている」と言われてもその場で契約するのは避けて、別の業者の無料点検などを受けられてまずは状況を把握されることをおすすめします。
雨漏りがしていて家を建ててもらった工務店に修理を依頼してもなかなか直らないというお話や、現場で不良施工に遭遇することも残念ながら割とよくあります。
雨漏り修理は原因を正確に突き止めないと何度も繰り返し、建物を傷めてしまいます。
また修理費用もそのたびにかかってしまいます。
雨漏り修理を一度で終らせるには、経験の豊富な専門業者に依頼することをおすすめいたします。
横浜市で雨漏りにお悩みの方、福田総業に一度ご相談ください。

































