横浜市都筑区にて屋根修理〈コロニアル屋根葺き替え工事・コーキング工事〉
2024/05/29
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
こちらのお客様は、築18年戸建て住宅で、屋根の破片らしきものが落ちていたことがきっかけで、屋根の点検とコロニアル屋根の部分補修のご依頼をいただきました。
弊社で調査を行ったところ劣化で屋根が全体的にバリバリにわれていたため、カバーもしくは葺替え工事をおすすめし、葺き替えることとなりました。
また、屋根と同じく外壁のコーキングが劣化しており危険な状態にあったためコーキング打ち替え工事も行うこととなりました。
横浜市都筑区にて屋根修理〈コロニアル屋根葺き替え工事・コーキング工事〉 工事の概要
現場住所 | 横浜市都筑区東山田町 |
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お客様名 | T様 |
築年数 | 築18年 |
施工内容 | 屋根葺き替え、コーキング工事 |
施工箇所詳細 | 屋根全体、コーキング部各所 |
使用屋根材1 | ヒランビー220(断熱材ポリ付き・垣商事株式会社) |
使用屋根材2 | エコルーフII(株式会社サポート) |
先日、横浜市都筑区にて行ったコロニアル(スレート)屋根葺き替え工事・コーキング工事の様子をご紹介します。
施工前の様子
こちらが施工前の屋根の様子です。
写真のように屋根が劣化して全体に割れてしまっています。
この状態で塗装で補修をおこなっても、屋根そのものが劣化しているためすぐに工事が必要になってしまいます。
また傷み具合から部分的に補修してもいたちごっこになってしまいます。
ここまで劣化すると、葺き替えかカバー工法が必要となります。今回は屋根の状態を考慮して葺き替え工事を行います。
こちらは外壁のコーキングの状態です。
コーキングが劣化して痩せてひび割れています。
場所によってはすっかりなくなってしまっている場所もありました。
このままだと隙間から雨が外壁の中に入り込んでしまい、内部の腐食や雨漏りを起こしてしまいます。
こちらもコーキング工事を行って打ち替えていきます。
屋根の葺き替え工事
既存スレート屋根の撤去
大屋根の葺き替え工事を行っていきます。
まずは現在のコロニアル屋根材を撤去していきます。
屋根材を撤去するとルーフィングが出てきました。
こちらはマルエスのカラールーフィングで、アスファルトルーフィング940適合品です。アスファルトルーフィング940は、新築ではよく使用されていますが、10年を経過すると劣化が始まります。
屋根のすがり部には若干の漏水が見られました。
野地板増し張り
上から新しい野地板を張って屋根の下地を補強していきます。
下屋にも同じように増し張りを行います。
ルーフィング張り
野地板の上から新しいルーフィングを貼っていきます。
こちらは「エコルーフII」というルーフィングで、通気・透湿性に優れているので、屋根の内部に湿気がたまるのを防いでくれます。
屋根材の施工
ルーフィングが貼り終わりましたら屋根材本体を葺いていきます。
こちらの屋根材は、ヒランビー220です。
当初は断熱材一体型である「横暖ルーフ」を使用予定でしたが、シーリング工事の予算確保のために少し安価なこちらの屋根材を使用いたしました。断熱性を考慮し、ポリウレタンの断熱材を合わせて施工しております。
ヒランビー220は弊社のおすすめ屋根材でもあります。詳しくは下記をご覧ください。
おすすめ屋根材について | エス・エフ屋根
コーキング工事の様子
こちらは外壁のコーキング工事の様子です。
劣化したコーキング撤去
劣化した古いコーキングを、ジョイント部や窓枠と壁の継ぎ目、軒先分などすべて撤去していきます。
プライマー塗布
まわりの外壁を汚さないように養生を行い、新しくコーキングを打つ前にプライマーを塗布していきます。
コーキング充填
新しいコーキングを充填していきます。
施工後の様子
こちらが葺き替えとコーキング工事の施工後の様子です。
工事で改善した点・期待できる効果
全体に割れて劣化した屋根を葺き替えたことで、屋根の耐久性が向上しました。
劣化して剥がれたりなくなっていたコーキングを新しく打ち替えたことで、隙間がなくなり、雨漏りの心配もなくなりました。
工事で気を付けた点
現場調査時に屋根だけでなくその他の箇所も含め建物全体を細かくチェックし、ご予算に合わせた適切な工事内容をご提案いたしました。
施工担当者より
この度は福田総業に工事をご依頼いただきまことにありがとうございました。
工事後にお客様からアンケートにお答えいただき、工事の内容などにもご満足いただけたようで大変うれしく存じます。
業者の中にはどんな状態の屋根でも塗装で済ませてしまうような業者も見受けられますが、屋根の状態によっては塗装しても意味がない、むしろ逆効果になってしまう事例も多くあります。
塗装は防水性を回復することはできますが、屋根の耐久性そのものを回復させることはできません。
劣化が進んでしまった屋根は、塗装をしても数年後には屋根の葺き替えやカバー工法などの工事が必要になってしまい、手間も費用も二倍かかってしまいます。
そういった適切な工事を提案しないような業者は、工事後にトラブルが起きてもきちんと対応してくれないことが多いため、お客様が損をしないためにもくれぐれも業者選びにはご注意下さい。
スレート屋根は寒暖差などで割れやすい屋根材です。耐用年数内でも環境や状態によっては割れが多くでることがあります。
屋根はなかなか普段ご覧になることはないかと思いますが、10年に一度を目安に定期的な点検を受けられることで劣化の進行に気付かず雨漏りしてしまったということを防ぐことができます。
横浜市での屋根修理や屋根葺き替え、屋根の点検をお考えの方は一度福田総業までご相談ください。
屋根の点検は無料で行っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。