横浜市磯子区にて笠木の手抜き工事による雨漏り修理〈笠木交換、天井リフォーム〉
2024/05/14
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
横浜市磯子区にお住まいのM様より、二階天井から雨漏りしているというご相談をいただきました。
ネットで検索されてホームページからお問い合わせをいただきました。ご自宅は築18年の戸建てです。
ご依頼前に雨漏り修理専門業者に修理を依頼されたようですが、工事を依頼しても直らず、弊社にご依頼いただきました。
現地にお伺いしたところ屋根のすぐ下の天井から雨漏りしており、クロスがかなり濡れている状態でした。
散水調査を念入りに行った結果、すぐ上のベランダの笠木が防水シートやコーキングなどがされていなかったことが原因で雨漏りを起こしていました。
笠木を張替え、防水シートを張り、その上からガルバリウム鋼板の下地をかぶせ防水処理をした上でガルバリウム鋼板の仕上げ材を被せて仕上げました。
また雨漏りによって天井の劣化や、断熱材にもカビが生えていたため断熱材を交換して天井リフォーム・クロスの張り替えも行いました。
横浜市磯子区にて笠木の手抜き工事による雨漏り修理〈笠木交換、天井リフォーム〉 工事の概要
現場住所 | 横浜市磯子区森 |
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お客様名 | M様 |
築年数 | 築18年 |
施工内容 | 雨漏り修理、笠木交換、天井リフォーム、壁クロス張替え |
施工箇所詳細 | ベランダ笠木、室内天井・壁 |
その他建材 | 笠木下地材:ガルバリウム鋼板(0.5mm) 笠木仕上げ材:ガルバリウム鋼板(0.35mm) 内装壁:プラスターボード |
横浜市磯子区にて天井からの雨漏り修理を行った様子をご紹介いたします。
横浜市磯子区にて笠木の手抜き工事による雨漏り修理|施工内容
雨漏り修理の様子
こちらは雨漏りが発生していた二階天井から壁の様子です。
雨漏りによってクロスが濡れて、雨染みが広く発生し、クロスが浮き上がってきています。
散水調査を丁寧に行った結果、雨漏り箇所はベランダの笠木からと判明しました。
笠木はパラペットの上部を覆っている仕上げ材で、雨漏りしやすい箇所でもあります。
本来笠木の下地の上に張ってあるはずの防水シートがなく、また角の重なり部分もコーキングによる防水処理などが行われていなかったため、じわじわと雨が侵入し、雨漏りが発生していました。
笠木交換工事
既存の笠木撤去
笠木の交換のため現在の笠木を撤去します。
下地の木材まで腐食してしまっています。
本来ならこの下地の上に防水シートが張ってあるはずですがそのままむき出しになっているために雨が浸透してしまっています。
板金同士が重なりあう隅部も本来ならコーキングで防水処理がされているはずですがされていませんでした。
こうした手抜き工事によって雨が浸透してしまって、下の階にまで達していました。
防水シート貼り付け
下地の上から防水シートをかぶせます。
ガルバリウム鋼板下地材の取り付け
そして防水シートの上から下地のガルバリウム鋼板(0.5mm)を被せます。
下地材の止水処理
貼り合わせ部分を気密性の高い防水テープで止めます。
上からビス止めを行い、シーリングで防水処理を行います。
ガルバリウム鋼板仕上げ材の取り付け
さらにこの上から仕上げとなるガルバリウム鋼板(0.35mm)をもう一枚かぶせます。
こちらは継ぎ目ができないように、つかみこむように被せて仕上げています。
天井張り替え工事
既存天井の撤去
雨漏りの起こっている天井と、壁のクロスの張り替えを行います。
まずは既存の天井を剥がします。
断熱材の交換
雨漏りで断熱材にカビが発生して黒ずんでいましたので、断熱材も交換します。
こうした見えない内部での雨漏りによるカビは、やがて腐食を誘発してしまいます。
プラスターボード、クロス仕上げ
プラスターボード(石膏ボード)を貼り、上からクロスを貼って仕上げていきます。
壁クロス仕上げ
壁のクロスも張替えて完了です。
施工後の様子
こちらが施工後の様子です。
施工後に雨漏り箇所に散水テストを行い、雨漏りがしないことを確認しています。
工事で改善した点・期待できる効果
雨漏りの原因となっていた、笠木を張替え、防水シートを張り、防水処理した上で仕上げたことで雨漏りが止まりました。
雨染みが目立ち、クロスが劣化していた天井や壁のリフォームも行うことで美観が向上しました。
工事で気を付けた点
防水テストを行い確実な漏水部の特定を行ってから施工しました。
施工担当者より
この度は福田総業に工事をご依頼いただきまことにありがとうございました。
こちらのお客様は弊社にご依頼いただく前に「雨漏り修理専門業者」と名乗るところに依頼をされ、そちらの業者はベランダにいっぱい色付きの水を張って雨漏り箇所を特定するという検査をし、工事も行ったそうですが直らなかったとのことです。
弊社にご依頼いただいた別のお客様からも同じような事例をお伺いするのですが、現実には想定しにくような環境を想定して検査をしても正確な雨漏り箇所を特定することはできません。
実際に今回の雨漏り箇所は笠木であり、ベランダの床に水を張っても特定はできません。
雨漏り修理はこれまで修理した実際の経験から、ある程度雨漏り箇所を予測した上で、自然の雨を同じ状態を再現して正確に雨漏り箇所を特定する必要があります。
ずさんな検査をされて見当違いな工事に高い費用を請求されたケースも多くお伺いいたします。
「雨漏り修理専門業者」で「雨漏り診断士」を所持していてもそのようなずさんな業者も存在するのでご注意ください。
直らない繰り返す雨漏りはお客様に金銭的負担だけでなく過大なストレスがかかってしまいます。
雨漏り修理は経験の豊富な業者にご依頼されることをおすすめいたします。
横浜市での雨漏り修理をお考え方、雨漏りが直らないという方、一度福田総業にご相談ください。