横浜市港北区にてサンルームの雨漏り修理
2023/07/18
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
横浜市港北区にお住まいのT様より、サンルームから雨漏りが発生しているので調査してほしいとのご相談をいただきました。
現地調査を行ったところ、過去に耐震補強工事とサンルーム新設工事の履歴があり、耐震補強の際に一部外壁を壊して補強後に復旧したようですが、古い壁と新しい壁の繋ぎ目とサンルームと壁の継ぎ目にはシリコンコーキングが施工されていました。
シリコンコーキングは通常お風呂やキッチンなどの水廻りや室内で使用することの多い材質で、室外には適さないのですが、コーキングの材質の違いを理解してなかったり材料費を安く抑える目的でシリコンを使用する業者がいます。
こちらの現場でもこのシリコンコーキングが使用されており、地震や劣化によってコーキングが切れてしまいそこから漏水したことが原因で繋ぎ目のすぐ下にあるサンルームから雨漏りを起こしていました。
しっかり直すパターンの見積りと応急的に行うパターンの2パターンをご提案し、近々外壁塗装を検討されている事から今回は応急処置の工事を行いました。
横浜市港北区にてサンルームの雨漏り修理 工事の概要
現場住所 | 横浜市港北区下永谷 |
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お客様名 | T様 |
築年数 | 不明 |
施工内容 | サンルームからの雨漏り修理(サンルーム壁際シール打ち替え、クラック補修) |
施工箇所詳細 | 外壁の継ぎ目部分、サンルームの壁際部分 |
先日、横浜市港北区にておこなったサンルームからの雨漏り修理の様子をご紹介します。
横浜市港北区にてサンルームからの雨漏り修理|施工内容
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。
ぱっと見ではわからないのですが、以前行われた耐震工事の際に外壁を一度壊して復旧した際の継ぎ目に、屋外の仕様には適さないシリコンコーキングが使用されていました。
外壁のシーリングの補修
古いシリコンコーキングを撤去して、変性シリコンのシーリングを圧入して地震などの際に割れにくくしています。
コーキングもシーリングも名称的にはほぼ同じものを指します。
変性シリコンは外壁での使用に適しています。シーリングにも様々な種類があり、場所に適したものを使用することが重要です。
サンルームと壁の取り合い部分のシーリング打ち替え
サンルームの屋根と外壁の取り合い部分のシリコンシーリングも撤去して打ち替えています。
下塗りのプライマーを塗布してから、変性シリコンシーリングを圧入しました。
工事で改善した点・期待できる効果
雨漏り箇所の外壁の継ぎ目部分にシーリングを圧入し、サンルームのシーリングも打ち直しを行ったため雨漏りが止りました。
またシリコンコーキングを塗っただけになっていた継ぎ目部分に、しっかりと場所に適したシーリングを圧入したことで、地震など衝撃を緩和するシーリングの役割がきちんと果たせるようになりました。
お客様の声
今回工事をご依頼いただきましたT様よりアンケートフォームからお客様の声をいただきました。
ありがとうございます。
お客様からも事前の現調で作業内容について、「わかりやすく丁寧な説明があり、見積内容への質問についても丁寧な回答をもらえて安心できた」とお喜びいただけてうれしく存じます。
施工担当者より
お客様へのお礼
この度は弊社に工事をご依頼いただきまことにありがとうございました。
原因を特定した上で、今回は応急的な工事ではありますが、その場に適した必要な工事を行っておりますのでご安心ください。
今後のメンテナンスについてもご説明させていただきましたが、何かご不安な点などありましたらいつでもご連絡くださいませ。
工事をお考えの方にお伝えしたいこと
外壁やサンルームの継ぎ目を埋めるシーリングは経年によって劣化し、ひび割れなどを起こします。
そうして出来た隙間から雨が入り込んで雨漏りを起こしてしまいます。
コーキング(シーリング)は素材や場所に合わせたものを使用し、プライマーを塗布した上で奥までしっかり充填することでその役目を果たすことができます。
シーリングは雨の入り込みやすい家の隙間を埋めるもので、ずさんな施工が行われてしまうと雨漏りに直結しやすいため、安心できる会社に依頼することをおすすめいたします。