こんにちは、横浜の雨漏り修理・屋根修理専門店「福田総業」です。
普段から屋根のことを見たり考えられている方はあまり多くないのではないでしょうか。また雨漏りについてあまり考えたくないことかと思いますので普段から調べられている方も少ないかと思います。
急に発生した雨漏りにたいして、どこに頼めばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
雨漏りはしっかりとした工事を行わないと再発してしまいます。
今回は、横浜市で雨漏り修理をお考えの方へ、雨漏りの原因や、雨漏り修理業者を探すポイントについてご紹介します。
雨漏りの発生原因と発生箇所
雨漏りはそもそもなぜ発生するのかというと、
①屋根の剥がれや欠け、さびなどか
②ベランダバルコニーのヒビ割れなどから
③外壁やシーリングの劣化から
などと原因は多岐にわたります。
まず表面の屋根材や外壁材、そして隙間を埋めるシーリングの劣化が多く原因として見られます。
外壁や屋根は普段あまり注意してみない場所ですが、風雨や日光によって日々劣化し、劣化して生じたひび割れなどから雨水が内部に入り込んで雨漏りを起こします。
雨漏りが発生した時には、すでに内部に水が入り込んでいる状態なので場合によっては大きな工事が必要なことがあります。
雨漏りの発生箇所
雨漏りの発生個所として多いのは、屋根以外にも天窓やサッシ、屋根と外壁の取り合い部分が多くなっています。
特に雨漏りしやすいのが天窓からの雨漏りで、これは経年劣化、もしくは施工不良によるものが圧倒的に多くなります。
他にもスレートや金属屋根のてっぺんにある棟板金の釘がゆるんできて板金がずれ、そこから雨漏りを起こすケースもあります。
瓦屋根の場合は、棟の漆喰が劣化して、そこから雨が入り込み下の葺き土がゆっくりと流出してやがて雨漏りを起こすことがあります。
とはいえ棟板金や棟の漆喰は屋根のてっぺんにあり、また天窓の外部はなかなか目で確認できるものではありません。
足場を立てるだけでも結構な費用が発生してしまいますし、ご自分で登るのは大変な危険が伴います。
そのため雨漏りが起こる前に、定期的な屋根の点検を受けることをおすすめいたします。
雨漏りが発生すると場合によっては大がかりな工事が必要となり、高額な費用が発生してしまいますが、そうなる前に小さな工事で未然に防ぐことが重要です。
築20~30年を経過した住宅は防水シートの耐用年数切れに注意!
屋根材の寿命はスレートは15年~25年、ガルバリウム鋼鈑で20年~30年。
高度経済成長期に主流となったセメント瓦で30年~40年です。
これらの屋根材の下には防水シート(ルーフィング)が敷かれており、屋根材が欠けたりひび割れても二次防水であるこの防水シートが雨漏りから家を守っています。
この防水シートの寿命が20~30年なので、耐用年数を過ぎた防水シートは、雨を防ぐ力がなくなっており、屋根材が劣化するとすぐに雨漏りを起こしてしまいます。そのため築20年を過ぎて一度もメンテナンスをしていない屋根は雨漏りの危険性が高まります。
築20年を過ぎている場合には、早めに屋根の点検をご検討ください。
新築の雨漏りは施工業者やハウスメーカーへ
築年数では20~40年経過したころが最も多い傾向がありますが、新築でも防水シートや各板金の施工不良などによって発生することがあります。
新築で雨漏りが発生してしまった場合は、築10年以内であれば家を建ててくれた工務店やハウスメーカーに依頼して直してもらいましょう。
瑕疵担保責任があるので、無料で直してくれます。
新築住宅での雨漏りについて詳しくは下記をご覧ください。
横浜市で雨漏り修理業者を探すポイント
訪問業者に注意
最近弊社へのお問合せで多いのが、訪問業者に「屋根が浮いている」「棟板金が浮いている」と言われて不安になったというお問合せです。
ここ横浜市ではこのような訪問業者がとても増えています。
上でもご紹介したように、棟板金は経年劣化で浮きやすい場所です。築7~10年で浮きやすく実際に浮いていることが珍しくありません。
しかし棟板金が浮いているからと言ってすぐに雨漏りするわけではありません。「修理しないと雨漏りする」と言って契約を迫るような業者に雨漏り修理を依頼するのは避けてください。
こうした業者は劣化の置きやすい場所を指摘することで契約をとることを目的としており、高い契約をされたり、屋根に登ったらわざと屋根材を壊されたなどという悪質なケースも報告されています。
すべての訪問販売業者がこうした悪徳な業者というわけではありませんが、その場での契約は避けて、相見積もりをとる、ほかの業者に点検を依頼するなどセカンドオピニオンを求めるようにされてください。
弊社が加盟している神奈川県板金工業組合でも悪徳訪問業者に関する注意喚起を行っていますので、ご一読ください。
参考:神奈川県板金工業組合:悪徳訪問業者に注意~神奈川県で唯一の建築板金(屋根板金)の職能組合です
雨漏り修理の実績が豊富であるか
雨漏り修理で最も重要であり、難しいポイントは、「雨漏りがどこから発生しているか」を突き止める雨漏り調査の段階です。
雨漏りは屋根からなど一か所だけとは限らず、サッシや笠木など様々な場所から発生し、発生箇所から移動して遠い場所で雨漏りを起こすこともあります。
中々雨漏りが突き止められず、何社も依頼したけどなかなか直らないという事例も実際にお伺いいたします。
直らない雨漏りは、金銭的にも精神的にもお客様に大きなストレスとなってしまいます。
雨漏り修理の施工実績をホームページなどで確認して、実績の多い業者に依頼するようにすると安心です。
相見積もりをとって提案内容の比較
同じ工事でも、業者によって提案内容や金額が異なります。
相見積もりをとることで、金額の相場を知ることができ、提案内容が予算に合うかどうかを比較できます。
全ての工事を行うのが予算内では厳しいような場合にも、屋根の状態や予算に合わせて、かけるべきところはお金をかけてそうではないところは削るような提案を行ってくれるところを探すといいでしょう。
相見積もりをとるのは2~3社がおすすめです。あまりたくさん取りすぎるとかえって選びにくくなってしまいます。
ドローンによる屋根調査も
知らない人が屋根に登るのは不安という人は、ドローンによる屋根の調査を行っている業者も増えてきたため、そのようなところに依頼するといいでしょう。
高解像度で、細かいところまでリアルタイムで確認することも可能です。
ドローンを飛ばして上空から細かい部分まで鮮明に確認することが可能です。
雨漏り修理のDIYは応急処置まで!修理は専門業者へ
最近では色々なDIYの方法がネットで詳細に紹介されています。
前述のように、雨漏り修理は、プロでも特定が困難なことのある工事です。
また、工事そのものも雨の流れを理解して行う必要があります。
雨漏りを発見されたらまずは応急処置をしていただき、防水テープなどで対処される場合もあくまでも応急処置程度にとどめられることをおすすめいたします。
誤った箇所をコーキングをしてしまって雨漏りがひどくなってしまったという現場もあります。
そうすると余分な修理費用がかかることもあり、本格的な修理は雨漏り修理業者に依頼しましょう。
まとめ
雨漏りはそうそう何度も起こることではないため、発生するとどこに頼んでいいのかわからないですよね。
雨漏りは天井だけではなく、ベランダやサッシ、壁からなど様々なところから発生します。
雨漏り修理で重要なのは雨漏り箇所を確実に突き止めて必要な工事を行うことです。ケースによっては雨漏りが何度も修理しても直らないこともあるため、雨漏り修理実績の豊富なところに依頼すると安心です。
DIYで行ってそのままにすると誤った施工によって悪化することもあるため、雨漏り修理は専門家への依頼をおすすめいたします。
横浜市の屋根修理・雨漏り修理の専門業者「福田総業」ではドローンを使った屋根診断を無料で行っております。
ドローン調査は、工事を成約すれば無料という会社さんも多いですが、弊社では無料で行っていますのでご安心ください。
福田総業では、屋根だけでなく板金の雨仕舞や、サッシ、外壁、バルコニーなど幅広い全体的な雨漏り調査を行い、雨漏り修理に対応が可能です。
横浜で屋根を長いこと修理やメンテナンスしていない、ずっと放置している、雨漏りが気になるという方、ぜひ一度お気軽にご相談ください。