横浜市港南区日野にてカバー工法、外壁ひび割れ補修(訪問業者に屋根がめくれていると指摘されてのご依頼)

2024/04/15

横浜市港南区にてカバー工法施工前の様子
クラック補修前

お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案

横浜市港南区にお住まいのH様は、訪問業者に屋根がめくれていると言われて屋根に上げてしまい、無料で応急処置をしたと言われたそうです。
その後屋根工事の見積書をもってきてすぐに返事が欲しいと決断を迫られ、不安になったため弊社を訪ねてこられました。
(日課の散歩の際に弊社の前を通られるため弊社をご存じだったそうです)
訪問業者に決断を急かされたり「このままだと屋根が大変なことになる」など脅かされてご不安になられているようでしたので、速やかにお伺いし調査を行いました。
弊社が屋根調査を行ったところ、明らかに屋根(棟の連結部)を人力でめくった痕跡がありました。

屋根は経年による劣化でひび割れが見られる状態でしたが、屋根のめくれなどはみられなかったことを写真をお見せしてご説明いたしました。
ただ近いうちにスレートの経年劣化が進行して耐用年数も切れるためそろそろ補修をされた方がベターな状態ではあります。
施主様とご相談したところ、折角なので補修をしておきたいとのことでしたので、カバー工法をご提案いたしました。
他に、外壁に大きなひび割れがあって気にされていましたので、そちらの補修と、あとベランダ防水にも劣化がみられましたので合わせて補修を行いました。

横浜市港南区日野にてカバー工法、外壁ひび割れ補修(訪問業者に屋根がめくれていると指摘されてのご依頼) 工事の概要

現場住所 横浜市港南区日野
お客様名 H様
施工内容 カバー工法、外壁ひび割れ補修、防水塗装、雨樋交換
施工箇所詳細 屋根全体、外壁ひび割れ部、ベランダ、雨樋
使用屋根材1 ヒランビー220(稲垣商事)
その他建材 雨樋:Σ90(積水化学工業)

横浜市港南区日野にてカバー工法、外壁ひび割れ補修(訪問業者に屋根がめくれていると指摘されてのご依頼)|施工内容

横浜市港南区日野にてカバー工法、外壁ひび割れ補修、ベランダ防水工事を行った様子をご紹介いたします。

屋根カバー工法の様子

施工前の屋根の様子

こちらが施工前の屋根の様子です。

カバー工法施工前の様子カバー工法施工前の様子横浜市港南区にてカバー工法施工前の様子

棟の箇所に人為的に剥がした跡が見られました(緑の養生を張っている箇所です)。
こうした屋根に登ってわざと破損させるケースも報告されています。人為的なものか、自然発生のものかは屋根の専門業者が見ればすぐにわかります。

ひび割れが多いことと、状態から塗装よりもカバー工法を行われた方が耐久性が向上することからカバー工法をご提案いたしました。
塗装は防水性は回復できますが、建材の耐久性そのものを向上することはできないことと、建材の耐用年数が近い場合、すぐに別の補修が必要になってしまいます。

既存役物の撤去

既存役物の撤去

カバー工法は既存屋根の上から新しい屋根を被せる工法です。
既存屋根の棟板金などの役物を撤去します。

ルーフィング施工

そしてルーフィングを張っていきます。

ルーフィングという屋根の下葺き材は、防水シートとも呼ばれ、雨漏りを最終的に防いでくれる大変重要なものです。

ルーフィングの施工

下屋にも隙間なく張っていきます。

板金の施工

谷板金の取り付け

雨が集まりやすい谷部に新しい谷板金を取り付けます。

壁際は屋根と壁が接しており、雨の影響を受けやすく、雨漏りも発生しやすい箇所です。
雨押え板金を取り付けるため、捨て水切りを取り付けます。

後でこの上から貫板を設置して雨押え板金を施工します。

新しい屋根材の施工

新規屋根材の施工

ルーフィングの上から新しい屋根材を葺きます。

屋根材には「ヒランビー220」を使用しました。
使用した理由としましては、ご予算にあうことと、既存の屋根があるので雨音や断熱性をそこまで求めないことからこちらの屋根を使用いたしました。

最後に各箇所に棟板金など役物を取り付けて終了です。

雨樋に劣化が見られましたので、一緒に交換をしています。

外壁クラック補修の様子

施工前の外壁クラックの様子

外壁のひび割れは小さなものからかなり大きなものまでありました。

クラック補修前クラック補修前

幅0.3mm以下のものはヘアークラックといってすぐに影響がでるものではありませんが、幅0.3mm以上のものは早急に補修が必要です。

以前にコーキングで補修されていたようですが、コーキングが劣化を起こしてひび割れが目立っています。
またコーキングで補修しているので劣化跡も目立つ状態です。放置すると雨が入り込んで、雨漏りや構造材など建材を傷めてしまいます。

外壁のひび割れを放置すると雨漏りの原因に!修理方法や費用相場を解説

古いコーキングの撤去

古いコーキングの撤去

まずは古いコーキングをカッターで撤去します。

エポキシ樹脂での補修

エポキシ樹脂での補修

2.0mm程度までのひび割れには、スムースエポというエポキシ樹脂を使用します。

スムースエポはノンプライマーでひび割れに対して追従性と水密性に優れ、施工後にやせにくいのでひび割れがおきにくくなっています。また施工後に上から塗装しても目立ちにくいのも特徴です。

モルタルでの補修

プライマーの塗布モルタルでの補修

欠損が大きな箇所は、下地補修材(モルタル)の密着を高めるために、プライマーを塗布して、モルタルをコテで充填しならしていきます。

塗装で仕上げ

クラック補修後の塗装クラック補修後の塗装クラック補修後の塗装

ひび割れを補修した箇所を目立たなくするために、上から同じ色を使って塗装を行います。
まずは密着を高める下塗りを塗装し、仕上げ塗料で中塗り、上塗りの合計三回塗りで仕上げます。

外壁クラック施工後

クラック補修後クラック補修後

こちらが補修後です。ひび割れが目立たなくなりました!

ベランダ防水塗装の様子

ベランダ防水塗装補修前の様子

こちらはベランダ防水塗装の施工の様子です。

防水層に劣化が見られるため、ウレタン防水にて補修を行います。

高圧洗浄

まずは高圧洗浄で溜まった汚れを洗い流していきます。

プライマー塗布

下地を整えた後まずは専用プライマーを塗布します。

ウレタン防水施工ウレタン防水施工ウレタン防水施工

そしてウレタン防水層を塗り重ね、最後のトップコートを塗装します。

立ち上がり部の目地をコーキングします。

ベランダ防水塗装補修後

ベランダ防水補修施工後ベランダ防水補修施工後

立ち上がり部にも防水を行い、完工です。

ベランダなどの防水層は約10~15年程度で耐用年数を超えます。
そうなると雨漏りから守っている防水層が劣化し、雨漏りするリスクが高まります。
ベランダは雨が入りやすい場所ですので、劣化がみられたら早めの補修がおすすめです。

工事で改善した点・期待できる効果

経年劣化した屋根にカバー工法を行ったことで屋根の耐久性が向上し、軽い金属屋根を使用しましたので、メンテナンス性も向上しました。
ひび割れが目立ったいた外壁をエポキシ樹脂とモルタルで補修したことで意匠性の向上と、これ以上ひび割れが広がることを抑えました。
また劣化が見られたベランダの防水を補修しましたので雨漏りリスクが低下しました。

施工担当者より

工事で気を付けた点

突然の訪問業者に決断に脅されたり決断を急かされたことで大変ご不安になられていたので、迅速に調査を行い、ドローンなどを使用して実際に写真などをご覧いただきながら説明を行い、不安を取り除くことに心がけました。

お客様へのお礼と工事をお考えの方へお伝えしたいこと

この度は福田総業に工事をご依頼いただきまことにありがとうございました。

屋根には明らかに棟部を人の手でめくった痕跡が見られました。
横浜市ではこうした訪問業者による被害が増えています。
本来であれば工事の必要がないところに訪問業者が故意に破損して工事をせざるを得ない状態にされてしまうケースが急増しています。
訪問業者が来た際には絶対に屋根には上げないようにしてください。

横浜市港南区にお住まいの方や近隣の方で、訪問業者に指摘されてご不安に思われた方は、弊社へ一度ご相談下さい。
工事の必要があるかどうか、ドローンなどを使って調査を行います。
調査費用は無料です。
以前も訪問業者に脅されて不安になられた方からご連絡をいただきましたが、工事が不要だったという方もおられました。

港南区をはじめ、横浜市での屋根調査や屋根修理、雨漏り修理は地元の業者・福田総業にお任せください。

この施工は私が担当しました

株式会社福田総業 代表:福田 隼(ふくだ はやと)

株式会社福田総業 代表:福田 隼

横浜で明治から三代続く板金屋に生まれ、県内で3本の指に入る板金職人の元で修行をしたのち2020年に株式会社福田総業を設立。常によりよい工事が提供できるよう、新旧の技術の習得と常に技を磨くことにつとめています。
2019年には神奈川県 青年優秀技能者、2016年には横浜市 優秀技能者に表彰。一級建築板金技能士、石綿調査資格者、石綿作業主任者資格証、ドローン操縦技能資格など各資格も取得。
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