屋根に草が生えている時の対処方!放置すると雨漏りのリスクも

2023/01/25

「屋根に草が生えているけど放置して大丈夫かな?」とお悩みではありませんか?
古い屋根にいつの間にか草が生えてしまうことがあります。
屋根に草が生えている場合、いますぐに雨漏りするわけではありませんが、屋根にはよくない状態です。
放置しているとやがて雨漏りを起こしてしまう危険性もあります。

今回は、屋根に草が生える理由や、放置していてはいけない理由についてご紹介します。

瓦屋根の草

お客様

屋根に草が生えているのを見つけました。すぐに修理した方がいいのでしょうか?

福田総業代表:福田 隼

代表:福田

草が生えているからといって、すぐに雨漏りしているとは限りません。しかし、屋根の上に水分や土が溜まっているサインであることが多く、屋根にとって良い状態ではありません。
特に瓦屋根では、棟の漆喰や葺き土の劣化が進んでいるケースもありますので、まずは原因を確認するためにも一度点検を受けられることをおすすめします。

お客様

屋根に生えた草は、自分で抜いてしまっても大丈夫ですか?

福田総業代表:福田 隼

代表:福田

無理に引き抜くことはあまりおすすめしていません。草の根が漆喰や屋根材の隙間まで入り込んでいることがあり、勢いよく抜くことで漆喰を傷めたり、屋根材を動かしてしまう可能性があるためです。また、高所での作業は転落事故の危険もありますので、ご自身で屋根に登ることは避けていただき、原因を確認したうえで必要な補修を行うことが大切です。

屋根に草が生える理由は?

瓦屋根の場合

草が生えるためには、土と水が必要です。
つまり屋根に草が生えているということはそこに水分があるということになります。
屋根の草は、瓦屋根の棟から生えている場合がほとんどです。昔の瓦屋根は土葺きという、屋根の上に大量の土を敷いて台風に備え、瓦を固定していました。
この瓦の下の葺き土に風などで飛んできた草の種が付着し、そこに雨水などの水分が入り込むことが草が生える原因になります。
他にも棟の漆喰に植物の種が付着して、漆喰にもともと含まれる水分を糧にして草が生える場合もあります。
また、瓦屋根の隙間に砂や土が風で運ばれてそこに草が生えるケースもあります。

かやぶき屋根の場合

またかやぶき屋根にも草が生えることがあります。
かやぶき屋根の茅はしっかりと乾燥させて屋根に葺いてあります。
草が生えている場合はそこに水分が溜まっているからであり、よい状態ではありません。
ただ、かやぶき屋根の棟に土を置いて押さえ、棟が落ちないように植物を植えてある「芝棟」や屋上緑化などのように、あえて植えてある場合には問題ありません。

雨樋に草が生える場合

屋根だけでなく、雨樋の中に草が生えていることもあります。
雨樋には風で運ばれてきた土や砂、落ち葉などが少しずつ溜まります。たまった土に雨水が残ることで草の種が発芽し、雨樋の中で草が育ってしまうことがあります。
草や落ち葉によって雨樋が詰まると、雨水が正常に流れなくなり、雨樋から水があふれて外壁を汚したり、軒先や外壁への漏水につながることがあります。
雨樋に草が生えている場合は、単に草を取り除くだけではなく、雨樋内部の清掃や詰まりの原因もあわせて確認することが大切です。

弊社でも雨漏り調査や屋根点検の際に、雨樋の中に草が生えている現場を見かけることがあります。
草が生えているということは、落ち葉や土砂が長期間堆積しているサインでもありますので、この機会に雨樋の点検・清掃もあわせて行うことをおすすめしています。雨樋の清掃のみのご依頼も承っております。
草が生えていて水が溢れる雨樋の清掃のご依頼

屋根に生える草を放置する危険性

屋根に草が生えている場合、前述のようにそこに水が入り込んで溜まっているというサインになります。
また草は放置しているとどんどん根を張っていき、屋根を傷めてしまいます。根っこの力は強いため漆喰にひび割れなどを発生させてそこから水が入り込んだり、根っこを伝って内部に水が侵入することもあります。

屋根にとって水は大敵です。水が特定の場所に溜まるのは屋根を傷め、屋根の内部にまで侵入すると屋根の内部まで傷めてしまいます。
そのまま放置しているとやがて雨漏りを起こしてしまいます。

草が生えやすい屋根と生えにくい屋根は?

屋根に草が生えるのは、上でご紹介したように土に水分が溜まるためです。
そのため、土や水分が残りやすい屋根では草が生えやすいです。
特に昔ながらの土葺き瓦屋根や、漆喰が劣化した瓦屋根では草が生えることがあります。

一方で、ガルバリウム鋼板などの金属屋根や、新しいスレート屋根では草が生えることはほとんどありません。
そのため、屋根に草が生えている場合は、瓦屋根の棟や漆喰などのメンテナンス時期を知らせるサインである可能性があります。

土葺き屋根について詳しくは下記をご覧ください。

屋根の草を除去する方法

除草剤の散布

屋根の草を除去するには除草剤をまく方法があります。
高所で作業する際には十分に安全に注意してください。危険を感じた場合には専門業者に依頼することをおすすめいたします。ただしこれは一時的な対処方法でまた生えてくる可能性があります。
また夏の草を除去できても、秋にはまた別の草が生えることがあります。

棟の内部から取り除く

棟から生えている場合、完全に草を除去するには、棟を一旦取り除いて施工し直すのが確実です。
ただしまた種が運ばれてしまうとまた草が生えてくる可能性があります。

雨水の侵入箇所を特定して補修する

草は様々な可能性で生えてくるため、なぜ草が生えたのか原因を特定して除去する必要があります。
漆喰が原因の場合は漆喰の詰め直し工事を行います。また土葺き屋根が原因であるなら、これを機会に屋根の軽量化も兼ねて葺き直しを行うのも一つの手といえます。
またすでに内部まで水が侵入している場合には、草を除去して浸水箇所を特定し、必要な修理を行ってください。
雨漏りが発生している場合にはできるだけ早く雨漏り修理をご検討ください。雨漏りを放置すると建物の耐久性を劣化させるだけではなく、シロアリなど様々な雨漏りによる二次被害が起こる可能性があります。

屋根の草取りにかかる費用の目安

屋根の草取りにかかる費用は、草が生えている場所や屋根の状態、草が生えた原因によって大きく異なります。

例えば、屋根の表面に少量の草が生えているだけであれば、点検とあわせて数万円程度で除去できるケースもあります。
しかし、草が棟の内部まで根を張っていたり、漆喰や棟の土が傷んでいる場合は、草を抜くだけでは再発してしまうため、棟の積み直しや漆喰補修などの工事が必要になることがあります。
さらに、草が生えている原因が雨漏りで、屋根内部の防水シートや野地板まで傷んでいる場合は、屋根カバー工法や葺き替え工事が必要になるケースもあります。

工事内容 費用の目安
草の除去・点検 1~3万円程度
漆喰補修 3,000~5,000円/m程度
棟の積み直し 8,000~15,000円/m程度
屋根の葺き直し・葺き替え 屋根の状態や施工範囲によって異なります

※足場が必要な場合は別途足場費用がかかります。

草そのものを抜くことよりも、「なぜ草が生えたのか」を調べることが重要です。
屋根の草は屋根に水分が溜まっているサインでもあります。そのため原因を解決せずに草だけ除去しても、高い確率で再び生えてきてしまいます。
屋根に草が生えている場合は、再発を防ぐためにも草の除去だけでなく、棟や漆喰、雨水の侵入状況まで確認して現在の屋根の状態を調べてもらうことをおすすめします。

棟積み直し工事や漆喰補修などの費用については、こちらの料金ページでも詳しくご紹介しています。

まとめ

屋根に草が発生するのは、土と水が必要であり、屋根にとって水は大きな劣化要因となります。
そのため草が生えているのは屋根のメンテナンスが必要なサインです。
放置せずに早めに点検や補修を行うことで大切なお住まいを守り、雨漏りを防ぐことができます。

屋根に草が生えているかどうか中々気が付かないことも多くあります。
普段目に入らない場所だからこそ、点検やメンテナンスが屋根を守る鍵となります。
屋根の定期点検は雨漏りの早期発見につながり、長く家を守るためには欠かせません。
「屋根や樋に草が生えて気になる」という方はまずは点検をご依頼ください。草の除去や雨樋の清掃のご依頼も承っております。

横浜市で屋根の点検やメンテナンスをお考えの方は福田総業までご相談ください。
屋根の点検は無料で行っております。

\無料調査のご依頼や、見積もりするほどじゃないけど、ちょっと気になるから聞いてみたいという方はこちらからどうぞ/

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