横浜市港北区にてステンレス屋根へのカバー工法
2025/03/19




お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
こちらのお客様は築16年程の戸建てにお住まいで、今回メンテナンスのためご依頼をいただきました。
現在はスレート屋根でところどころ部分補修された形跡もあり、屋根を変えたいとのご希望で、費用によっては屋根をステンレスにしたいとのことでした。
現地調査を行い、お見積りを提出した結果、ご予算内でしたのでステンレス屋根GMルーフ220にて施工を行いました。
横浜市港北区にてステンレス屋根へのカバー工法 工事の概要
現場住所 | 横浜市港北区日吉本町 |
---|---|
築年数 | 約築16年 |
施工内容 | カバー工法、雨樋交換 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
使用屋根材1 | GMルーフ220(ビルトマテリアル) |
その他建材 | 雨樋:アーバントップΣ90 |
横浜市港北区にてステンレス屋根へのカバー工法|施工内容
横浜市港北区日吉本町にてステンレス屋根へのカバー工法を行った様子をご紹介いたします。
施工前の様子
こちらが施工前の外観の様子です。




既存の屋根はスレート屋根で、これまで特に塗装などによるメンテナンスはされていなかったようで、新築時の塗装がすっかり劣化して剥げてしまっています。
塗装が劣化したことで防水性も低下しており、苔やカビの繁茂が目立つ箇所があります。
また、剥がれた箇所を部分的に補修されていましたが、またさらに剥がれてしまった箇所も見られます。
幸い下地である野地板には影響が見られませんでしたので、ステンレス屋根にてカバー工法を行っていきます。
カバー工法の様子
足場の設置

こちらの屋根の勾配が6寸なので、通常の足場に加えて屋根足場も設置します。
急こう配の屋根は屋根足場も必要となり、足場を設置することで作業の安全性と作業効率も高めることができます。
ルーフィングの施工


既存の屋根の上からルーフィングを張っていきます。
通気性に優れた「エコルーフ」を敷設し、結露の発生を抑えます。
ステンレス屋根材の設置
ルーフィングの上からステンレス屋根「GMルーフ220」を設置していきます。
ステンレスはガルバリウム硬派よりも硬いため、カットや加工は慎重に行い、屋根の形状にしっかりとフィットさせるよう調整しました。

天窓が設置されている箇所は、雨漏りが起こりやすい箇所でもあるため、慎重に修理に板金を設置し、雨仕舞を丁寧に行います。
下屋も同じようにカバー工法を行います。


劣化していた雨樋を新しいものに交換し、排水機能を向上させました。
カバー工法施工後の様子
こちらが施工後の様子です。



屋根全体の清掃後、仕上がりをお客様と確認し、今後のメンテナンス方法についてもご説明しました。
工事で改善した点・期待できる効果
材質がステンレスの為、かなりの耐久性が期待できます。
施工担当者より
工事で気をつけたポイント
屋根がステンレス製で、通常のガルバリウム鋼板よりも硬いため、カットしたり加工を普段よりも慎重に行いました。
お客様へのお礼とメッセージ
この度は屋根カバー工事と雨樋交換のご依頼を福田総業にいただき、誠にありがとうございました。
今回の施工では、お客様の「耐久性の高い屋根にしたい」というご希望に沿って、ステンレス製のGMルーフ220を使用しました。ステンレスは非常に強度が高く、サビにも強いため、今後のメンテナンス負担が軽減される点が大きなメリットです。
屋根は見えにくい部分だからこそ、しっかりとした施工が重要です。
今回の工事により、耐久性が向上し、長く安心してお住まいいただける環境が整いました。今後もお住まいに関するご相談があれば、ぜひお声がけください。
工事をお考えの方へお伝えしたいこと
スレート屋根は屋根の中では安価のため導入コストを抑えられますが、塗装による12~15年サイクルの塗装が必要で、20~25年経過すると屋根リフォームが必要なので、メンテナンスコストは高い屋根です。
耐久性のあるステンレス屋根にすることで、導入コストは高額になりますが、耐用年数が50年近くあるため、メンテナンスコストを抑えることができます。
福田総業ではお客様のご予算やご希望のメンテナンスサイクルに合わせた柔軟なご提案を行っております。
特に様々な金属屋根の取り扱いの経験がございます。
横浜市にてステンレス屋根へのカバー工法や葺き替えをご検討の方はお気軽にご相談ください。