横浜市港南区にてルーフバルコニーの雨漏り修理(床防水工事、外壁張替え)
2025/06/13




お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
こちらのお客様は、今は止まっていますが以前から雨漏りしていたとのことで、点検と雨漏り修理のご依頼をいただきました。
おそらく屋上から雨漏りしているとのことでした。これまでは雨漏りが発生するたびに建築会社を営まれている息子さんが応急処置などをされていたようですが、限界がきたため弊社へお問合せいただきました。
現地に伺って現地調査を行ったところ、ルーフバルコニーの外壁が適切に施行されておらず、コーキングが劣化していたこともあり、外壁から長期間水が侵入していました。
また屋上の防水がツギハギ状態で、つなぎ目が剥がれてそこから水が侵入し、木下地まで腐食が起こっていました。
雨漏りの侵入箇所を特定した上で、ルーフバルコニーの張替えや下地を補修した上で床防水のやり替えを行いました。
横浜市港南区にてルーフバルコニーの雨漏り修理(床防水工事、外壁張替え) 工事の概要
現場住所 | 浜市港南区下永谷 |
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お客様名 | I様 |
施工内容 | ルーフバルコニー外壁張替え、 ウレタン通気緩衝工法、床防水下地補修 |
施工箇所詳細 | ルーフバルコニー |
その他建材 | 外壁→ルストナMGコンクリートグレー(ニチハ) 防水→DSカラー・ゼロ(密着工法)(ダイフレックス) |
横浜市港南区にてルーフバルコニーの雨漏り修理(床防水工事、外壁張替え)|施工内容
施工前の様子
雨漏りした室内の様子
こちらが雨漏りを起こしているお部屋です。
長期間雨漏りされていたとのことで、天井のシミだけでなく、襖や床にも雨染みが見られます。
ルーフバルコニー外壁の様子
こちらが雨漏りの原因となっているルーフバルコニーの立ち上がり壁の様子です。
こちらは外壁がもともとは適切に施工されていなかったことと、経年劣化でコーキングが劣化して切れていたことも重なって、長い間外壁の隙間から雨水や害虫が侵入していました。
ルーフバルコニー床防水の様子
こちらは同じルーフバルコニーの床防水の様子です。
床にはFRP防水が施工されていましたが、何度か補修されてあちらこちらでつぎはぎだらけになっていたため、繋ぎ目が剥がれ、そこから水が侵入して木下地まで腐っていました。
手で捲れてしまうくらい、大きな防水層の剥がれが発生しています。
こちらの外壁の張替えと、床防水を撤去して下地を補修してから新しくウレタン通気緩衝工法にて防水工事を行い、雨漏り修理を行います。
ルーフバルコニーウレタン防水工事
既存防水層の撤去


まずは既存のFRP防水を撤去していきます。
手で捲れるところは手で剥がし、硬い細かい箇所はスクレーパーやグラインダー等を使用して防水層を撤去していきます。


こちらは既存FRP防水を剥がした後の様子です。
木下地が腐ってしまっています。腐食が進んでボロボロになってしまっているところもあります。
木下地の補修


下地が腐ったまま上から防水工事をすると内部は弱いままであり、耐久性に不安があるため、部分的に腐ってるところを構造用合板に張り替えていきます。
セメント系下地調整材の塗布

まずは木下地の上から、カチオン系下地調整材(カチオンワン)を塗布することで、吸水性を抑えて密着不良を防ぎます。
プライマー塗布

乾燥した後に、プライマーを塗布します。このプライマーも密着を高める効果があります。
通気緩衝シート施工


そして通気緩衝シートを貼っていきます。
今回雨漏りを起こしていますので、湿気が内部に溜まらないように通気緩衝工法を行います。
脱気筒も設置して、内部の湿気を逃して防水層の膨れを防ぎます。
ウレタン防水材の施工


ウレタン防水材(ダイフレックスのDSカラー・ゼロ)を塗り重ねて防水層を作ります。
DSカラー・ゼロは、シックハウスを引き起こす特定化学物質を含まない防水材です。
トップコート塗布

最後にトップコートを塗装して完成です。
防水工事について詳しくは下記をご覧ください。
ルーフバルコニーウレタン外壁工事
同時にルーフバルコニーの立ち上がり壁の張替えも行いました。


まずは既存のサイディング外壁を撤去していきます。
外壁を剥がしたところ害虫の糞や卵があちこちに付着していました。
また、防水シートの中のベニヤ下地まで水が侵入している状況でした。
害虫は湿気を好むため漏水部に害虫が発生して木下地を腐食させてしまっていることがよくあります。

腐食した箇所を補修して、新しい透湿防水シートを張ります。

そして上から新しい外壁材を施工します。
今回使用したのは「ルストナMGコンクリートグレー」で、お客様がお選びになられました。
施工後の様子
こちらが施工後の様子です。


お客様のご要望により、入り口の傍にあった物置も撤去しております。
工事で改善した点・期待できる効果
これまで止まらなかった雨漏りが無事に止まりました。
工事で気をつけたポイント
具体的な漏水部の特定を行った上で、ご予算に応じて優先順位をつけた工事内容のご提案を行いました。
施工担当者より
お客様へのお礼
この度は弊社に工事をご依頼いただき誠にありがとうございました。
ずっと続いていた雨漏りが直ってホッとしたとお喜びいただけました。
今後もし何かお力になれることがありましたらお気軽にご相談ください。
同じ工事を検討されている方へ
弊社のこれまでの経験から、ご自宅で雨漏りが発生した際、ご親戚やご友人など身近な建築関係者に修理をお願いされるケースも少なくありません。しかし、申し上げにくいことではありますが、そうした場合に誤った対処や不十分なメンテナンスが行われていて、雨漏りが改善されず、最終的に弊社へご相談いただくケースが多く見受けられます。
雨漏りに関しましては雨漏りに関する熟練した知識や経験などが必要となるため、「職人さんだから安心」とは言えないのが実情です。
雨漏り修理では、確実に原因を突き止めることが最も重要です。
そのためには経験や知識が必要なため、雨漏り修理の経験が豊富な専門のプロに調査を依頼することをお勧めいたします。
何度も依頼して直らないというのはストレスになりますし、時間が経てば経つほど家の傷みも進行してしまいます。
近い関係の人だからこそ一度依頼したらなかなか他に頼むという選択肢もとりづらくなるかと存じます。
ルーフバルコニーは雨風に晒されていることもあり、劣化しやすい場所でもあります。
定期的に劣化状態に合わせた適切なメンテナンスを行うことで雨漏りが防止できます。
雨漏りがなかなか直らないとお悩みの方、違う業者の意見も聞いてみたいという方、まずはお気軽にLINEなどからご相談ください。
現地調査、お見積りは無料で行っております。
福田総業では、これまで直らなかった雨漏りの解決事例も多数ございます。