横浜市瀬谷区にて雨漏り修理による瓦屋根の葺き替え工事・天井張替え工事
2025/03/05


お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
こちらのお客さまは、ご実家の天井に雨染みがあり、以前に別の屋根屋さんに見てもらった時は瓦がずれていて修理に300万かかるといわれたそうです。そこで弊社に改めて雨漏り修理の現調依頼をいただきました。
現地調査を行ったところコーキングで瓦を固定するラバーロックが施されていましたが、コーキングを打ってはいけない箇所にまで打ってしまっているため、内部に水が籠って雨漏りが発生していました。
ご予算に合わせて屋根材をご提案し、最初のお見積りの300万の半額程度で収まりお喜びいただきました。
また、雨染みが広がっていた和室天井の張替えも併せて行いました。
横浜市瀬谷区にて雨漏り修理による瓦屋根の葺き替え工事・天井張替え工事 工事の概要
現場住所 | 横浜市瀬谷区宮沢 |
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お客様名 | K様 |
築年数 | 不明 |
施工内容 | 雨漏り修理、葺き替え工事、天井張替え工事 |
施工箇所詳細 | 屋根全体、和室天井 |
使用屋根材1 | ヒランビー220(稲垣商事) |
使用屋根材2 | エコルーフII(株式会社サポート) |
先日、横浜市瀬谷区にて行った雨漏り修理による瓦屋根の葺き替え工事および天井張替え工事の様子をご紹介します。
施工前の様子
和室天井の雨漏りの様子

和室の天井に広範囲に雨染みが発生してしまっています。
また天井の一部が剥がれかけている箇所もあります。
施工前の屋根の様子
こちらは施工前の屋根の様子です。
築年数は不明ですが、全体に劣化が見られます。


瓦と瓦の重なり部分の隙間を全体に覆うようにコーキングが打たれています。
コーキングで瓦を固定するラバーロック工法は、瓦から排出される雨水の流れを阻害しないように、一部分だけ打つ必要があります。
このようにすべてコーキングを打ってしまうと内部に雨水がたまって雨漏りの原因となってしまいます。
雨漏り修理・屋根の葺き替え工事
瓦の撤去


瓦を撤去していくと、内部の下葺き材に穴が開いてしまっているのが確認できます。
この屋根の下地は、下葺き材である防水シートの下にバラ板という太さやサイズの異なる板を並べてある方式となっているため、防水シートに穴が開いてしまうとそこからすぐに雨漏りしてしまいます。
野地板の施工


下地を補強するため野地板という構造材を敷いていきます。
この際に長年の瓦の重みで生じた歪みなども調整します。
新規ルーフィングの施工


野地板の上から新しい防水シート(ルーフィング)を敷きます。
ルーフィングには通気性の高いエコルーフを使用しました。水は通さず湿気を通すため腐食に強いルーフィングです。
屋根材の施工

ルーフィングの上から屋根材本体を葺きます。
今回使用した屋根材はヒランビー220です。
こちらは稲垣商事の金属屋根材で、コストパフォーマンスに優れているので、費用を抑えて葺き替えなど屋根リフォームしたい方に向いています。
和室天井の張替え工事
雨漏りが停まったことを確認した上で、雨染みが発生していた和室の天井の張替えも行いました。
既存の天井の撤去・石膏ボード施工


まずは既存の天井を撤去し、新しく天井の下地を組み、その上からカットした石膏ボードを張っていきます。
新規天井材の施工
隙間やビスの箇所をパテで埋めて処理を行った後、新しい天井を張っていきます。
工事で改善した点・期待できる効果
雨漏りの原因を特定した上で工事を行ったことで雨漏りが止まり、また瓦屋根から軽い金属屋根に葺き替えたことで屋根も軽くなったので地震対策にもつながりました。
工事で気を付けた点
漏水箇所を特定して先に屋根工事を行い、雨漏りが止まったのを確認したのちに内装工事に着手しました。
施工担当者より
この度は福田総業に工事をご依頼いただきまことにありがとうございました。
瓦のズレを止まるために行うラバーロック工法は正しく施工を行わないと雨漏りの原因となってしまいます。
このように誤ったメンテナンスが雨漏りを引き起こすため、正しい知識と施工方法をもった業者を選ぶことがとても重要です。
葺き替えは屋根工事の中では高額な工事ですが、依頼する業者によって見積が異なります。
弊社ではお客様のご予算に合わせた工事をご提案いたします。
雨漏りでお悩みの方や見積や現地調査に対してセカンドオピニオンを聞きたい方、現地調査や屋根調査は無料で行っていますのでお気軽にご相談ください。