横浜市港南区の皆様こんにちは。雨漏り修理・屋根工事専門店の福田総業です。
先週は大変暑い日々が続きましたがみなさまの体調はいかがでしょうか?
みなさまが屋根修理を考えられる際に、たくさんの業者があって悩まれるのではないでしょうか?
一口に「屋根修理業者」といってもいくつか種類があります。例えば工務店やリフォーム業者、塗装業者も含まれます。
今回はたくさんある屋根修理業者の種類やその違いについて、そして手抜き工事や悪徳業者を避けるために屋根修理業者の選び方についてご紹介いたします。
屋根修理業者の違いについて
屋根の修理業者にはたくさんの種類があります。それぞれ業務形態や得意分野が異なるため、提案の内容や修理の費用が異なります。
どんな屋根の修理業者の種類があるかを知ることで、希望にあった工事を適切な価格で実現できます。
屋根を含めたリフォーム業界は、大きく分けて二種類の業者に分かれます。
「元請け業者」は受けた工事の、実際の施工は下請けに発注する業者です。たくさんの営業がいて、多くの下請け業者を抱えており、その時空いている業者に工事を発注します。大きな会社におおい形態です。
工事の内容によってさまざまな下請けに発注するので柔軟に対応が可能ですが、下請けに出すと中間マージンが発生するため工事費用が高額になりがちです。
もう一つの「自社施工業者」は自社で受けた工事を社内にいる職人で施工します。外部に下請けに出さないため、その分適切な費用で工事が可能です。小さな会社に多く、大規模な工事には対応できないところもあります。
以下具体的に屋根修理業者の種類をご紹介します。
工務店
屋根修理を行う業者の中でも工務店は、戸建てなどの新築工事から増改築などのリフォームやリノベーションなど様々な家に関する工事を行っています。
大小の規模は様々で親方が一人でやっているところや、大工さんばかりで数人でやっているところ、あるいは全国展開している大規模なところまで様々です。小さいところは地域密着型のところが多く施工も自社で対応してくれます。
大きなところは営業マンが対応して施工は下請けに出すところが多いです。業者によって対応できる工事が異なることがあり、自社で対応できなければ下請けに出すため費用が高くなります。
リフォーム業者
リフォーム業者も様々な種類があり、たとえば最近だとヤマダ電機・ビックカメラなど大手家電量販店やホームセンター、ニトリなどの家具屋も参入しており拡大しつつある業界です。
拡大の理由はリフォームへの需要の高まりもありますが、リフォーム業者になるために資格は必要ないのも大きな理由です。
「私は屋根リフォーム業者です」と名乗れば誰でもなれてしまうのです。悪徳業者の被害が増加の傾向にある背景には、この新規参入のハードルの低さもあります。
リフォーム業界では、多くの場合施工は下請けに出すことが多く、営業担当者と施工者が別なことから伝達ミスにおけるトラブルが多く報告されています。
元々リフォームを得意としていた地場工務店などの場合は融通も聞き、経験がある分安心感がありますが、大手はほぼ下請けに出しているため割高で実際の施行は下請けのた品質が安定しません。
塗装業者
塗装業者の中にも屋根修理を行ってくれるところがあります。塗装と一緒に屋根修理を行う場合はお得です。ただ中には塗装しか行っていないところもあり、その場合は屋根修理は外注になるため割高になってしまいます。
板金工と瓦葺工について
屋根修理を実際に専門的に行う会社は、瓦葺工事会社と板金工事会社になります。
たくさん業者はあるものの、実際に屋根に登って屋根の修理を行う職人は板金工と瓦葺工の二種類のみです。
瓦は瓦葺工、金属屋根は板金工がそれぞれ専門になります。
瓦葺工
瓦葺工は陶器瓦(粘土瓦)を扱う職人で、瓦葺や瓦屋根の修理を専門に行います。
瓦の修理や瓦から瓦への葺き替え工事などを得意にしています。
板金工
板金工と聞くと車のイメージが強いかもしれませんですが、建築特に屋根でも様々な金属加工を行い、特に金属屋根のトタンやガルバリウムなどを専門に扱う職人です。
スレートから金属屋根のカバー工法や、雨押え板金、棟板金など各板金工事も得意としています。
屋根修理業者の選び方
屋根に合わせた専門業者に依頼
餅は餅屋というように、大手に頼んでも結局作業を行うのは知らない小さな屋根専門の下請け業者が行い、その際には中間マージンが発生してしまうため高額になりがちです。
例えばご自宅の屋根が瓦で、瓦の葺き替えや修理は瓦葺工事会社、瓦やスレートから金属屋根への葺き替えやカバー工事は金属屋根の修理などは板金工事会社、というようにご自宅の屋根に応じた専門の屋根屋さんを選ぶのが確実で費用も抑えることができます。
スレート屋根の場合は工事が瓦や金属屋根ほど複雑ではないため、瓦葺工でも板金工でもどちらでも施工可能です。
地元密着の業者に依頼
ここ横浜でも屋根修理の詐欺や悪徳業者の話を耳にしますが、そうした業者は遠方からきている場合がほとんどです。地元密着の業者は信頼がなければ地域で仕事ができません。そのため屋根修理業者を選ぶ場合はご自宅から近くて地域密着で仕事をしている業者を選ぶというのは一つの目安になります。
近くにあると何かあった時にすぐに対応が可能であることや、地域密着の業者はお客様の口コミや信頼をもとにお仕事を依頼することが多いからです。
相見積もりをとって比較する
工事の相場や、納得いく工事を行うために相見積もりをとるのが重要です。
同じ工事でも会社によって提案する工事が異なります。1社で納得いかない場合、他社に意見を聞いてみるとほかの方法を提案してくれることがあります。
例えば高い屋根材や工事のみをすすめられた場合、他社に見積をとったところ予算に合わせた工事を提案してくれるということもよくあります。
とはいえたくさん相見積を取りすぎると基準がよくわからなくなってきてしまうため、できれば2~3社程度が無難です。
参考サイト:屋根修理には相見積もりが必須!メリット・デメリットや注意点などを解説
施工不良や手抜き工事に注意
弊社が調査にうかがった際に6割の割合で施工不良や手抜き工事に遭遇してしまいます。
せっかくお金を払ったお客様になんとお伝えするのかいつも悩んでしまいます。手抜き工事や施工不良が原因で雨漏りや外壁や屋根の劣化が起こってしまいます。
今どんな状態なのか、雨漏りの場合は原因がなにか、それに対してどんな工事をするのかしっかり説明ができて、お客様が納得できることが大切です。また見積も不明瞭ではなく項目ごとに明記されている業者を選びましょう。
まとめ
今回は屋根業者の種類や選び方についてご紹介しました。
屋根業者にもたくさんの種類がありますが大手の工務店などは下請けに出していることが多く、価格も高めになります。
実際に屋根を施工するのは瓦葺工事会社と板金工事会社であり、瓦は瓦葺工の職人が、金属屋根は板金工の職人がそれぞれ専門となります。
お家の屋根が瓦屋根の場合は瓦葺工事会社へ、金属屋根の場合は板金工事会社へ直接依頼すると中間マージンがかからず、実際に工事を行う職人と直接話ができて適正価格で工事が行えます。
また悪徳業者や手抜き工事を避けるためにもいつくか相見積もりをとって比較検討されることをおすすめいたします。
横浜での、金属屋根やスレート屋根の工事は屋根専門業者である福田総業にお任せください。