「石綿作業主任者」の資格を取得しました
2022/03/24
こんにちは。
横浜市港南区の地域密着の雨漏り修理・屋根工事専門店のエフ・エス屋根です。
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ご自宅の屋根はどんな屋根でしょうか?
もしも古いスレート屋根の場合には、スレートそのものや裏貼りの断熱材にアスベストが含まれている可能性が高くなります。
アスベスト(石綿)は安価で耐火性、断熱性、防音性、絶縁性などに優れているため、建材製品として1955年ごろから使用されはじめていました。
特にビルの高層化や鉄骨構造化にともなって1960年代の高度成長期に多く使用されていました。
1970年代後半から危険性と健康被害が懸念されていましたが、ようやく2004年労働安全衛生法によって代替が困難なものを除くすべての石綿製品の製造、輸入、譲渡、提供、使用が禁止されました。しかし、この時には重量の1%以下を含有するクリソタイル(白石綿)は認められていましたが2006年になってようやく全面禁止となりました。
現在はアスベストが含まれている公共施設などで撤去などの対策が取られていますが、個人の家ではなかなか対策が進んでいません。
家の屋根材の中で最も普及している化粧スレートですが、法で禁止される2004年より前に建てられた家の屋根材が化粧スレートの場合、その大半にアスベストが含まれているといわれています。
ただ、アスベストはそのままの状態では飛散の恐れはありませんのでご安心ください。
しかし工事の際に切断や穴あけをする場合は、アスベストが飛散する可能性があります。
このたび解体工事の際におけるアスベスト飛散を防止するため法改正(厚労省ホームページ「大気汚染防止法の改正」)があり、アスベストを含む屋根を解体・撤去する際には、適切な隔離などの対策を行うことが強化され、守らなかった場合には罰則対象となりました。
「石綿作業主任者」は、周辺に危害が及ばないように作業の方法を決定し、排気・換気設備の点検や作業従事者への作業指揮、退避指示、汚染の除去など適切に行うことのできることを証明する資格です。
皆様の屋根の工事する際に、安全に作業ができるよう、そして安心して工事をご依頼していただけるようにこのたび「石綿作業主任者」の資格を取得いたしました。
アスベストの危険性について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
今後も皆様に安心してお過ごしいただけるような屋根修理・雨漏り修理・屋根工事をご提供できるように努めてまいります。
もしもお住まいの屋根のことで不安なことやお悩みがあればお気軽にご相談ください。